植物・生物 人・地域 初めてのクマ🐻

2021年5月24日

テーマ:
植物・生物/人・地域
年 齢:
3・4・5歳
ねらい:
本物のクマの毛皮や頭蓋骨に触れたり、見たり、匂いを嗅ぐことを通して、クマについて知る機会になる。
クマの存在=「怖いもの」というイメージを変えるきっかけとする。

活動内容

保育士が毎年クマについて学ぶ機会があり、講師の先生より本物の毛皮と頭蓋骨を借りてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは顔
目や鼻
耳は丸い

 

 

 

 

 

 

 

 

鋭い爪
厚い肉球

 

 

 

 

 

 

 

 

頭蓋骨と下あご
横に並べてみせたら
年長さんは自然と上下にかぶせていました。
教えたわけでもないけれど、物の仕組みが、わかっているのですね。 そして子ども達は「歯が黒い!!虫歯なのかな?はみがきしないのかなあ」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのガイドブックをいただきました。 知らなかったことがたくさん載っています。

 

 

 

 

 

子ども達のきづき

 

なんかごつごつする
すべすべじゃない?
ふわふわ?
初めての感覚に言葉を探しています。 よく触れるなあと、遠巻きに観察する子もいます。爪が偶然当たり「ひっかかれた!」と慌てる子もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんか臭いんだけど…」
 「ホントだ!!」
 「爪がすごいよ!がお~って形してる 。」このクラスはおやつのフライドポテトを食べながら、「なんかこの形ってクマの爪みたい」と言いながら食べたそうです。

 

 

年少さんは…と言いますと、「 先生が持つととっても大きく感じるね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「触っていいよ」 「誰が先に行く?」 「なんか怖いね」

 

 

 

 

 

 

 

事例に対する保育者の思い

年中さんのクラスで
「あたし怖くないもん!!」
「すべすべで気持ちいいよ!」
「しっぽもあるよ!」 友だちと一緒なら勢いで触れる子も多く 誰かが触るたびに歓声が上がります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやおや
中には着替え袋の下に隠れている子が。「 皆、怖くないって言ったって、こわいんだよー!」 無理しなくてもいいよ😊

 

 

 

 

 

 

 

 

僕も椅子の影に隠れていたんだけど、クマさん動かないよって先生がいうから触ってみたよ 。 「クマのいる森は自然が豊かな森だ」ということを講師の先生に教わりました。 本来、クマは臆病で、人間を襲ってしまう事案は「クマが自分を守ろうとする」からなのだと。 森に入る時は人間の存在を知らせるよう、鈴等を鳴らしながら入ることや、森にはいろいろな生き物がすんでいるという事を改めて意識する事の大切さ。 人間の生活の変化に伴い、森が荒れて藪が増えたり、家庭のごみを山に捨てたり、野ざらしにしたり… 。自分達に出来る事をしながら、共存したいなと思います。 普段、鉄砲ごっこを楽しんでいる子が、友だちが鉄砲ごっこをし始めたら泣き出したそうです。今回クマの毛皮を見て、鉄砲で打つと死んでしまうんだという事を肌で感じたようです。また年長さんからは「かわいそう」という言葉も でてきました。毎年クマが里におりてくるこの地区。正しい知識を持ちながら共に豊かな里山を楽しみたいです。

いなしりつにしみのわほいくえん 伊那市立西箕輪保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 西川 良美
運営法人 伊那市
運営法人代表者名 伊那市長
園の設立日 2011.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒399‐4501 伊那市西箕輪大萱3900‐138
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265‐78‐3402 
FAX : 0265‐78‐3402 
MAIL : h18@inacity.jp
定員数 未満児 : 35人 3歳児 : 45人 4歳児 : 45人 5歳児 : 45人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ