雪あそび！

2024年3月11日

朝から子ども達の顔は少し興奮気味！それもそのはず、こんなにも雪が降り積もったのだから！

子ども達がスキーウェアに着替え、続々と出てきました！斜面上部からの景色が、真っ白な雪景色となりました。

早速、斜面から颯爽とソリ遊びで遊びます。このスピード感、風をきる感覚は、子どもも大人も大好きですね！サンタさんになりきって「メリ～クリスマス！」なんて言う子も。12月は当分先ですよ！

気の合う友だちと声をかけ合って、乗っています。

年少さんと年中さん。学年関係なく乗り合う子もいました。滑りきった達成感！さあ、カメラに向かって、はいチーズ！！

「雪あそび=ソリ遊び」というわけではありません。せっせ、せっせと雪だるまを作ろうとする姿もありました。左下の子は、雪をちょっとだけ味見…「つめた～い！」

年長さんを中心に「かまくら」を作ろうとしています。一つの物を作り上げようと、皆で声をかけ合います。奥から雪を運ぶ子、運ばれた雪を押し固める子と、それぞれが自分たちの役割を存分に発揮しています！

できました！大人も入れるくらいのサイズ！できた喜びをかみしめます。

作る途中の一場面。思わず登りたくなるかわいい年少さん♡「危ないよ～」と言いながらも、その子を無理に下ろす訳ではなく…かまくら作りに精を出す優しい年長さんでした。登った子も満足気に降りました。

違う場所でもかまくら作りがあり、こっちは小型のかまくらでした。全身を使って登ったりと、ちょっとしたアスレチックになりました。

雪を色水でつけて、シャーベット（かき氷）作りをする子もいましたよ！色と色とを混ぜ合わせ、オリジナルカラーにする子もいました。

雪合戦は欠かせません！カメラマンに投げる直前の姿をパシャリ！この後、こちらも負けじと思い切り投げました！

気付けばお昼の時間！程よい疲れと共に、お楽しみの給食が待つお部屋へと向かうのでした。

「つめた～い」「（ヒンヤリして）きもちいい」など、雪ならではの質感を存分に味わう姿がありました。

かまくら作りは、助け合いや協力の中で完成しました。完成した喜びもそうですが、何よりも作る途中での❝一体感❞を楽しんでいるようでした。

濡れるのは嫌だ……という子ももちろんいて、そうした子はそうした子でシャーベット作りやかき氷を作ったりと、自分らしい遊びを楽しんでいました。「できたよ～！」と誇らし気に持って来る姿は、まぶしいものがありました。

雪合戦は子ども大人関係なく、本気で投げ合っても平気平気（もちろん、雪質によっては加減が必要ですが）！お互いが雪だらけになったのを見て、「あはは！」と豪快に笑う子ども達でした。

雪は大自然がくれた、素敵なプレゼントですね！

砂は投げると、目に入って痛い。でも雪ならばいくら投げ当ててもへっちゃらです。かためればちょっとしたお家（かまくら）も作れて、しかも軽い。新雪は少～しだけ味見すると、ヒンヤリと美味しい。

こんな素材は唯一無二ではないでしょうか。

濡れて不快になるのも一つの学び。濡れちゃった子も次の日は違うアプローチで関わろうとする姿から、雪ってみんな大好きなのかもしれませんね。

そして色々な形で遊んでも、それを受け入れてくれる雪の寛大さ。自然に感謝ですね。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

伊那市立西箕輪保育園