人・地域 食 つくる おいしくなあれ、お醤油しぼり!

2023年5月27日

テーマ:
人・地域/食/つくる
年 齢:
4歳児
ねらい:
・いつもお家で使っている醤油がどのようにしてできているのか、体験しながら知ろう。

活動内容

保育園のお友達のお父さんが営んでいる農園にお邪魔し、お醤油づくりを体験させていただきました。

お醤油のもとになる材料を混ぜるお父さんと、それを真剣に見つめる星組さん。さて、どのように作っていくのでしょうか。

 

まずは、豆や麹などを発酵させた材料にちょうどいい量のお湯を入れ、混ぜていきます。

「う、、重たい」

大量の材料の重さを感じます。

「一人でやってみる」

「これがお醤油になるの?」と不思議そうな表情を浮かべる子も。

「よいしょ、よいしょ」としっかり持って、重たいけれど一人で挑戦。

「こうやってやるの?」

お父さんにも手伝ってもらいながら、よいしょ、よいしょ。

「近くだと匂いがする」

嗅覚、触覚、視覚を使ってお醤油づくりを楽しんでいます。

「もっと混ぜなきゃ、美味しくならないね」

「こうやって、こっちがまだかな」

 

お次は、混ぜた材料を包み袋のなかへ注いでいきます。

重たいひしゃくもなんのその。「やってみたい」という気持ちで重さも吹き飛ばします!

「ほら見て、上手でしょ」

柄杓と袋をよく見ながら、丁寧に注いでいきます。

「やった〜できた」と自分の順番を楽しみに待っていました。

まなざしは、真剣そのもの。

「おっとっと、、」

体をそらして、こぼれないよう上手に注いでいきます。

「重たいけど、、」

肩にも置きながら、こぼさないよう一生懸命です。

 

最後は、ジャッキを引いて、材料の入った袋に圧力をかけ、絞り出します。

「やってみたい」「ちょっと重たいね」

と手応えを感じながら、「美味しいお醤油になってね」と願いを込めて引いています。

絞り出てきたお醤油を見つめる子どもたち。「どんな味がするんだろう?」「何にかけようかな?」いったい何を考えているんでしょうね。

子ども達のきづき

「お醤油の滝」「海みたい」

と、これだけの量が一度に絞れることに驚き、お醤油の流れ方、たまり具合を表現しているんですね。

「お醤油の匂いだ」「私もする!」「お家で嗅いだことある」「おもちの匂い」

五感を使って、お醤油がでてくるのを楽しむ子どもたち。さっきよりも、お醤油に近い匂いになったかな?はやく口に入れてみたいね。

事例に対する保育者の思い

材料をかき混ぜ、袋に移し、ジャッキで押しつぶす。それらの工程を自分たちでやってみる。この体験を通して、お醤油づくりの大変さや、自分で作ったお醤油の美味しさを子どもたちが感じられたと思います。

また、「お醤油持って帰ったら、何に使う?」という質問に、「うーん、、、」と数秒悩み、「まぐろ!」と発言した子どもがいました。お父さんが丁寧に説明してくださるなかで、真剣に取り組めたからこそ、一番美味しく食べるには、と真剣に考えていたのかもしれないなと考えます。

この体験を活かして、給食で出てきた食材や畑で育てている野菜について子どもたちと考えて話し合っていきたいです。

 

 

 

ふだん何気なく食べているものでも、一生懸命に作ってくれている誰かが必ずいることを保育士も考えさせられた体験でした。

お忙しいなか、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

いいやましとがりほいくえん 飯山市とがり保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 長谷川聡子
運営法人 飯山市
運営法人代表者名 飯山市長
園の設立日 1971.4.1
認定日 2020.10.1
区分 保育所
住所 〒389‐2411 飯山市大字豊田4931‐1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 0269‐65‐4250 
FAX : 0269‐65‐4250 
MAIL : togari-hoikuen@city.iiyama.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~19時
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保育者募集 要問合せ