2020年10月19日

テーマ：

土／植物・生物

年　齢：

1・２歳児

ねらい：

散歩や戸外遊びを通して、虫や植物に触れたり体を動かすことを楽しむ。

夏の暑さとは打って変わり心地よい風が吹き、戸外遊びやお散歩日和の日が増えてきました。

さくらんぼ・いちご組では園舎周りの探見に出かけています！

畑のあぜ道を通り、保育士や友達と　「もろこしだよ！」　「まめまめ！」　「何か聞こえるねー」

と様々な動植物を発見しながら歩いています。

これは、”めひしば”という草を見つけ、逆さに持ち「花火みたいだね」とお話ししているところです！

少し足を伸ばし、園舎裏にも行ってきました。

園舎裏の道は、一人ずつしか通れないほどの細い道です。

段差のところには橋のようにスノコが渡してあります。その上を通るときにスノコ　”ボヨンボヨン！”　と

しなるのがおもしろくてそこではゆっくり慎重に渡っています！

又、壁のような坂が・・・・・！！

ロープをたらし、そこに手をかけて登る子どもたち、いつもたくさんお話してくれるお友達も登るときは真剣。

歯にグッと力を込めて登っていました。登りきった子どもたちの顔はどこか得意気で頼もしかったです！！

土手ではお尻すべり！何度も繰り返しスピードをつけて滑ります。

場所を移り、園舎前の土手ではお尻にダンボールのソリをひいて、ソリすべり。

二歳児さんはお手の物！

「おしてー！！」と勢いをつけて滑るのもへっちゃらそうでした。

中には、お友達や保育士と二人乗り！

「ギュッと持っててね」　「はなさないでね」　なんてやりとりもありました。

一方一歳児さんは、１・２回挑戦するもちょっぴり怖かったようです。

格納箱の下に入り、アイスやさんごっこ！　隣にある石のブロックは電車です。

「いらっしゃいませー！」　「どうぞー！」　なんて声が聞こえてきます。

保育園の周りにはおもしろそうな、楽しそうなところがたくさんありました。

園舎裏を何気なく歩いていると、赤とんぼが飛んできて保育士の頭の上に・・・！

「あっ！とんぼ！」と気がついた子どもたち。つかれちゃったのかな？　ととんぼの気持ちを

考えている子いました。たくさん飛んだのでちょっぴり疲れていたのかもしれません。

又、かなへびがひなたぼっこをしているところを発見したお友達も。

「逃げないように静にね」とお友達に教えてあげていました。

あまりにもジッと動かず見つめていたので「こわいよー」と圧倒されていました。

土手のソリすべりでは、はじめはソリにおしりをつけて滑っていた子どもたちでした。

滑っていると、正座でソリに乗るとよりスピードが出ることに気づいた子が！

「そうやって乗るとはやいねー！」とみんなも真似っこしていました。

園舎周りと近場ではありますが、そこの探見で虫や動植物、体を動かす中で様々な発見や体験をした子どもたち。

子どもたちが見て、体験して感じ、出てきた言葉や姿に耳を傾けるといろいろな感じ方があっておもしろいなと思いました。そんな子どもたちの感じたものを拾っていきながらこれから保育を進めていきたいと思います。

自然物や身の回りにあるものを見立てて遊ぶことも増えてきた子どもたち。その中で、友達との言葉のやりとりも見られます。仲立ちしながらもそんな姿を見守りながら遊びが広がるようにしていきたいと思います。