2023年3月3日

テーマ：

水／空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

０、１、２歳児

ねらい：

・冬の自然に触れながら体を動かしてのびのびと遊ぶ。
・保育士や友達と一緒に、見たり触れたりし雪を知る。

生まれて初めて雪遊びをする子も多かった０、１歳児。お部屋で雪に触れてみることから始めました。興味津々で触れてみる子、触れてみたけど冷たさに驚いたのか泣き始める子。子どもの反応は様々でした。２歳児はダイナミックに触れる姿がありました。そんな楽しそうに雪と触れ合うお友達の姿に心が動かせれていった０、１歳児。

いよいよ外に出てみました。一面積もった雪を見て「わ～」「きらきらしてる」と口にした１歳児。少しずつスノーブーツに慣れてくると、雪の上を足踏みし、雪の感触を確かめ楽しんでいるようでした。雪の上を歩いてバランスを崩し、転んでしまった時、全身の形に型どられているのを発見！「みてみて～」と喜び全身スタンプを指差す子どもの姿が見られました。

雪山からのお尻滑り。２歳児を真似て１歳児も挑戦します。「たのしー」と大喜びでした。尻滑りから次はソリ滑りに挑戦！「こっちのほうがはやいよ」という声に１歳児も挑戦します。ソリ滑りはスピードが出て楽しいようです。大きい子の姿に刺激を受け、０歳児もソリに興味津々。保育士やお兄さんお姉さんに紐を引いてもらい、ソリの上でとても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

お兄さんお姉さんがやっていた色氷遊びにも参加させてもらいました。お兄さんお姉さんが「これどーぞ」「かきごおりだよ」と差し出してくれると、最初は不思議そうな表情を浮かべていた子ども達も、シャベルでツンツンしたり握ってみたり…徐々に触れ始め、１歳児はどんどんダイナミックに。雪と色水をかき混ぜ、色の変化や雪が溶けていく所を楽しんでいました。

スコップでお皿に雪を入れ大事そうに持ち歩いていた１歳児。しばらくすると雪が小さくなっていることに気付き「ちいさくなっちゃった」と悲しそうな顔をしていると、近くで遊んでいた年中児が「たいようにあたると、とけてちいさくなるんだよ」と教えてくれました。その言葉を聞いた１歳児はにこりっ！意味がわかったのか、わからなかったのかはわかりませんが、お姉さんに言葉をかけてもらい嬉しかったのでしょうね。１歳児の子はまたお皿に雪を入れると大事そうに持ち歩いていました。その後しばらくすると、保育士に「ちいさくなるんだよ」と見せ教えてくれました。１歳児なりに雪が溶け小さくなるというのを学んだようです。

遊びの中で異年齢の関りが見られ、お兄さんお姉さんの姿に刺激をもらい、やってみよう、触れてみようという挑戦する気持ちが芽生えたり、楽しく遊んでいる姿を見て心が動かされ、楽しい遊びなんだと安心感を持って遊ぶことが出来たのだと思います。

初めての経験が多い０、１歳児。好奇心を受け止め、挑戦する姿を近くで見守りながら、見たり触れたりし新しい世界が開けるよう援助していきたいです。