土 植物・生物 水 人・地域 こんにちは!いきものたち!

2022年5月25日

テーマ:
土/植物・生物/水/人・地域
年 齢:
・5歳児
ねらい:
・身近な動植物に興味関心を持ち、世話をしたり触れ合ったりしながら命の尊さを感じる。
・関わる中で気づいたことや知ったことを友だちと共有することを喜ぶ。

活動内容

新年度に入り、2ヶ月が経とうとしています。

保育園で1番大きな年長さんになったあじさい組の子どもたち。去年の年長さんの姿を思い出しながら園庭の花の水くれをしたり、小さいお友だちと遊んだり張りきっています。

春といえば・・・そう!だんごむし!手に取るとコロコロと丸くなる姿は、古間保育園のみんなを虜にしています。

触れ合っていると・・・一人の子が「だんごむしって迷路通るんだって!」と教えてくれると、「何それ!やってみたい!」となり迷路作りが始まりました。

廃材コーナーから箱を持ってくると、早速壁作り!「どうやってつくる?」「これ切って張ってみようよ!」と思いつく方法で建てていきます。

「ここまでできたから通らせてみよう!」「ここから出ちゃうね・・・」

「隙間があるからだ!」「埋めよう!」

作って試してを繰り返す中で子どもたちなりに発見し力をつけていくのですね。

完成!だんごむしがゴールにたどり着くと「やった〜!」と歓声が上がりました。

「こうやって食べるんだね!」「バッタ捕まえよう!」

二ホントカゲも赤ちゃんにも出会い、絵本をみてバッタを食べることを知りました。

「おうちはこうだって!お水もいるらしい!」

住みやすいように調べて、おうちをつくってあげていました。

自分が知って驚いたこと・面白いこと・‘‘なるほど”と思ったことはお友だちにも伝えたくなるね。

子ども達のきづき

5月に入ると地域の方からカブトムシの幼虫をいただき、生き物への愛着や命の尊さを感じて欲しいと思い一人一匹育ててみることに。

「どのくらいの大きさかな?」土の中にいる幼虫に会うのを楽しみにする声も聞こえてきました。

「かわいいおうちにしてあげるね**」これから幼虫のおうちになるペットボトルを色付け。

湿った土がいいことをすると早速水と土を混ぜていきます。

「ぐちゃぐちゃだ〜」「水入れると重くなるね・・・」

土が出来上がるとおうちの中へ。「ぎゅってやったら苦しくなっちゃうからやさしく入れよう」野菜の苗を植えるときやさしく土を被せたことを覚えていたのかな〜

いざ!ご対面!! ‘‘うっうっうわぁ〜”なんともいえない表情でした(笑)

「まんまるだ!!」

「何やってるの?!みせて!」「カブトムシの幼虫だよ〜!」

気になって様子を見にきた年中さんにも見せてあげていました。

「どんどん入ってく!!」動く幼虫を目の当たりにして興味津々でした。

最近は、名前をつけ呼びかけたり、土が乾かないように霧吹きでお水をかけてあげたりして成虫になるのを心待ちにしている年長さんです。

 

 

事例に対する保育者の思い

今年度もスターとして2ヶ月が経ちました。

だんごむしやあり、かえるなど身近にいる生き物を探したり触れたり積極的に関わる年長さん。二ホントカゲの赤ちゃんと出会ったときには、えさが不十分でミイラになってしまった経験をし、言葉だけでは伝えられない命というものを感じました。

かぶとむしの幼虫は一人一匹。自分が育てるという使命感を持って世話をしている子、土の中にいて実感が沸かずにいる子などいろいろな姿が見られますが、生き物の世話を通して親しみや命を大切にする気持ち、探求心などが育まれていけたらと思います。

しなのちょうりつふるまほいくえん 信濃町立古間保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 丸山 友紀
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1967.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1312 上水内郡信濃町大字富濃2058
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-2201 
FAX : 026-255-2201 
MAIL : furuma-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 22人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ