人・地域 食 つくる 鬼は〜外!福は〜内!!

2019年2月1日

テーマ:
人・地域/食/つくる
年 齢:
0〜5歳児
ねらい:
・季節の伝統行事に興味や関心を持つ。
・自分たちで作った鬼のお面やますを使い、豆まきを楽しむ。

活動内容

新しい年がスタートしてから早1か月。

あっという間に2月ですね。

さて、2月といえば‥・節分!

今日は保育園で一足先にみんなで豆まきを楽しみました。

 

1月に入り段々と日が経つにつれ、「もうすぐ鬼来るんだよね?」とわくわく、ドキドキだった子ども達。

そんな中、園長先生からお知らせが‥・!

「こんな手紙が保育園に届いたんだけど・・・。」

なんと、鬼(なまはげ軍団)からの訪問予告!!

「鬼だ〜!」「前も来たよね?」「怖い‥・!」

一方で、

「豆まいてやっつけるんだ!」「マメマイターが助けてくれるよ!」

昨年度までの経験から、子ども達も様々な反応!

 

そこで、鬼をやっつける為には‥・?と、各クラスで作戦会議が始まりました。

まずは鬼のお面と、ます!

「他にも何かないかな〜?」

紙芝居の中に・・・ありました!鬼の弱点!!

ひいらぎのトゲトゲはっぱに鰯の頭。

「何で鰯・・・?」

給食の先生に聞いてみると、「鰯の匂いが鬼は嫌いなんだよ。」と教えてくれました。

弱点を知ったからには、みんなで作ろう!!

 

できたものはクラスの入り口や廊下に設置!これでカンペキ!

ちなみに、お面を被った鬼役と豆まき役とで分かれて、当日に向け、入念な豆まきごっこを行う子も居ましたよ。

 

そして当日!!

各クラスで、「鬼は外〜!福は内〜!!」と歌を歌ったり、年の数+1個の豆を食べてパワーアップしたりと、子ども達も気合十分。

「心の中の泣き虫鬼もやっつける!」「僕はいじわる鬼!」一人ひとり目標も胸に・・・!

未満児クラス。張り切って豆をまく練習中!

3歳児クラス。保育士が鬼役となり、シュミレーション!

4歳児クラス。「年少さんを守るんだ!」と、気合十分!

5歳児クラス。

「お休みのお友達の分もやっつけなくちゃ!」」

「お面被って、鬼を近くまで呼んで・・・近付いてきたら後ろから豆を投げる!」

役割分担もばっちり。

 

そうこうしていると・・・何やら怪しい音楽が・・・!

ついに、なまはげ軍団が保育園にやってきた!!

間近で見ると・・・やっぱりちょっと怖い・・・。

果敢に豆をまこうとしている子もいますね!すごい!

「えっ?来たの?どこどこ?」

からの

この表情・・・!

「怖いけど・・・頑張る!」

小さい子を守る為にも、勇気を振り絞って豆をまきます。

 

やはり、中には涙・・・の子や、なかなか豆をまけない子も居ましたが、シュミレーション通り、力強く豆まき!

 

・・・が、なかなか鬼は倒れない・・・。

そうだ、こんな時こそ・・・!

「助けて!マメマイター!!」

子ども達の切なる声を聞きつけて、満を持してマメマイター登場!

でも・・・?あれ・・・?

なんと、マメマイター、こんな日に限って手洗いうがいを忘れ、風邪を引いてしまった様子・・・。

「あ〜!やられちゃう!!」

「誰か〜!助けて〜!!」

すると颯爽と現れたのは、緑色のエダマメマイター。

強い強い!

あっという間にマメマイターも、子ども達も助けてくれました。

こうして無事、鬼を追い払うことができた子ども達。

最後はお互いに健闘を讃えてハイタッチ!

ありがとう、マメマイター!

ありがとう、エダマメマイター!

子ども達のきづき

無事豆まきを終えてお部屋に戻ると・・・

「柊と鰯があったから、保育園の中には鬼が入れなかったんだ!」

ほっと一安心の子ども達。

そして、鬼からの手紙をもう一度見て、「こういうことか!」と納得。

“マメマイターだいじょうぶか?”の意味、“緑の?”の意味も子ども達なりにつながったようです(笑)。

 

 

豆まきでパワーを使った後は、おいしい給食。

今日は節分献立でした。

*鰯の蒲焼き

「鬼が嫌いな鰯!いっぱい食べれば、もう来ないぞ!」

*長芋の変わり和え

鬼の金棒に似た長芋を食べれば、鬼も寄せ付けない!

そんな意味も聞き、「なるほど・・・!」と一言。

 

みんなもりもり食べていました。

 

そして今日のおやつは・・・鰯おかき!

「また鰯か〜!」

「これだけ食べれば本当にもう鬼来ないね!」

こちらも、おいしく味わって食べました。

 

豆まきをして、鰯や長芋も食べて、心も体も鬼に負けない強さを手に入れた子ども達。

これからどんな成長を見せてくれるか・・・楽しみです。

事例に対する保育者の思い

日本ならではの伝統行事、節分。

立春を前に、自分の中の弱い鬼もやっつけ、また一つお兄さん、お姉さんになれるようにと、少しの怖さを感じつつも、この時期気合いっぱいの子ども達。

昔からの伝統を大切に、そして丁寧に伝えながら、こうした一つひとつに興味や関心を持っていってほしいと思います。

また、行事などを通し、クラスを越えた異年齢での関わりや、年下の子へのいたわりの気持ち、ともに遊んだり活動したりするおもしろさや楽しさもたくさん味わっていってほしいと思います。

しなのちょうりつふるまほいくえん 信濃町立古間保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 丸山 友紀
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1967.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1312 上水内郡信濃町大字富濃2058
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-2201 
FAX : 026-255-2201 
MAIL : furuma-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 22人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ