2018年12月17日

テーマ：

食

年　齢：

０〜５歳児

ねらい：

・においや味、見た目などの五感を使って楽しみ、食べ物への興味や関心をもつ。
・友だちと一緒にもちつきをしたり食べたりすることを楽しむ。
・臼と杵に触れながら餅つきを楽しみ、文化に親しむ。

まちにまったおもちつきの日。

エプロン、三角巾、マスクに身を包み、張りきってリズム室に入る子どもたち。

もち米が到着するまで、“もちつき”のうたを歌うと「おいしいおもちになるように歌うんだ！」とお部屋で歌っているときよりも大きな声で歌い気合いが感じられます。そして、蒸したもち米が登場！

味見してみると…

「ちょっとピカピカ光ってる！」「いいにおい♪」「あ！ご飯よりちょっと甘い！」「ほんとだ〜！甘いね！」「おいしい！」と、見たり、匂いをかいだり、食べたりしながら感じたことを友だちや保育士に話していました。

まずは、ペッタンできるように臼の中で少しずつこねていきます。

そして突き上げ。まずは先生たち。「○○先生がんばってー！！」「がんばれ♪がんばれ♪」と子どもたちの声がたくさん聞こえてきました。つぎは、こどもたち。「うわ！おもい！」「いがいとおもいなー！」「だいじょうぶ！おれはもてる！」と杵の重みに驚きながらも実際に持ってみたことでさらに気合が入り、思い切ってヨイショ！！

未満児さんは隣でもちつきごっこ！はっぴを着てはちまきを巻き、気合十分！！ヨイショ！！ともちつきの雰囲気を一緒に楽しんでいました♪

おもちつきの最中、ぎゅっっと手を握り、いのりを込める年長さん。“おいしいおもちになりますように”と願っているのかな・・・？子どもたちの思いが伝わってきますね。

「おもちになってきたよー！！」とできあがりのおもちを持ち上げると、びよ〜んと伸びて「わぁ〜！！すごーい！！」「おもちになってるー！！」と大歓声♪「ご飯みたいだったのにおもちになった！」と変化する様子を楽しんでいました。

できたおもちは、“あんこ”“きなこ”“ごま”の３つの味付けに。きなことごまは、自分の箸で転がしてつけました。おもちの大きさを見て自分の好きなおもちを選び、とても真剣…。

「いただきまーす！」「やわらかい♪」「おいしいね！！」「みんなで作ったからおいしいね♪」と子どもたち同士で会話を楽しみながら、おもちの味を舌つづみ。「どの味がすき？」「きなこ〜！」「ごまがいい！」と好きな味の話でも盛り上がっていました。ちゅうりっぷ組では、ごま４票、きなこ２票、あんこ２票とごまが人気でした☆

ほかほかした匂いがいっぱいに広がったリズム室内。子どもたちはそこで見たり、匂いを嗅いだり、実際にやってみたり、味わったりしながら感じたことを友だちや保育士に話している姿がたくさん見られました。もち米がおもちになっていく様子を「まだまだかな？」「もうちょっとかな？」と過程を楽しんだり、友だちと会話を楽しみながら会食したりすることで、食べることの楽しみや、食に対して興味をもっていってほしいと思います。また、普段なかなかやる機会が少ない臼と杵使ったおもちつきの経験をすることで文化に触れることも大切にしていきたいと思います。