2018年12月7日

テーマ：

人・地域

年　齢：

３歳児～５歳児

ねらい：

・友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わう。
・年齢の異なる友だちとの関わりの中で、思いやりや憧れの気持ちを持つ。

「もうすぐ、雪降るかな？」

「雪が降ったら、ソリで滑りたいな」　「おっきい雪だるまも作りたい」

子どもたちが毎日ソワソワしながら、雪を楽しみにしています。

北風にも負けず、お庭やお部屋の中で遊んでいる子どもたち。

「さむーい！！から、走ってあったまろうよ」

「北風なんかに負けないぞ！！」と、寒さに負けずと遊びを楽しんでいます。

そのなかで、異年齢で関わる姿が多くなってきました。

＜だるまさんが転んだ＞

「だるまさん（ころんだ）やる人、この指とまれ」とお友だち。

その声に誘われ、３・４歳児みんなで楽しんでいます。

３歳児（水色帽子）さんと手を繋ぐのは、４歳児（オレンジ帽子）さん。

「いい、鬼がこっち向いたら止まるよ？」（鬼に聞こえないようにヒソヒソ声で作戦会議）

「よーし、走るよ！！」

お兄さん・お姉さんに優しくリードしてもらい、嬉しそうなお友だち。

＜泥棒と警察（鬼ごっこ）＞

泥棒さん（逃げる人）とお巡りさん（鬼）に分かれて行う鬼ごっこ。

今日は近くにある地域交流センター古間支館で楽しみました。

『敬礼！ピッ』『気をつけ！ピッ』

本物の警察さながらに、かっこよいお友だち。

泥棒を捕まえるため、眼差しもいつになく真剣。

『１０数えましょう。』リーダーの声に続いて、

「いーち、にーい、さーん・・・」

目を閉じて数えている間に、泥棒さんたち逃亡中！！

「よーし、捕まえるよ！！」

「あっちに行ったから、○○くんお願い！！」

「任せて！！」

お巡りさんのお友だちは、“泥棒を捕まえる”使命感でいっぱい。

その一方で・・・・

「こっちに逃げて！！」「僕が助けに行くからね」と泥棒たち。

お巡りさんも泥棒さんも、お互いに友だちと協力しながら遊びを楽しんでいました。

この他にも・・・＜園舎のなかでかくれんぼ大会＞　＜島とり＞　＜フルーツバスケット＞など

ルールのある遊びをお友だちと一緒に、クラスを越えて楽しんでいます。

＜地域交流センターでの１場面＞

天気が良く、ぽかぽか陽気なある日のこと。

「あったかーい」と帽子を脱ぐお友だち。

そのうちに・・・「あっつーい!!」と帽子や上着、長袖も脱ぎ捨てて遊ぶお友だちが大勢でした。天気や自分の体調に合わせて、脱いだり着たり調節をしていました。

みんなで協力してやり遂げようとする姿は、こんなところでも見られました。

＜冬場に向けて、おもちゃを片付ける場面＞

あったかいお湯の中で、おもちゃをゴシゴシ。

「落ちないよー」の声が聞こえると、「手でこすると落ちるよ」と優しく教えてくれるお友だち。

洗い終えたおもちゃを、パトロール。

「僕、見つけてくる！！」「じゃあ、汚れてるやつあったらお願い」と役割を決めながら手伝ってくれました。

友だちとの関わりから、日々遊びを楽しんでいる子どもたち。その中でも、お兄さん・お姉さんが教えてくれたりリードしてくれる姿から思いやりや優しさ、年下のお友だちは年上のお友だちへの憧れの気持ちをお互いに感じているように思います。ルールのある遊びを楽しむなかでは、自分の思いとお友だちの思いがぶつかりトラブルになることもあります。そのなかでも、思いをお互いに話したり聞いたりしていくことで、気持ちの折り合いを付けたり友だちの思いに気付いていってほしいなと思います。