2023年5月22日

テーマ：

人・地域

年　齢：

３〜５歳時

ねらい：

・地域の方の力を借りてお花祭りの行事に触れる。
・お寺の様子、甘茶の味、ご住職のお話にきょうみを持ち、雰囲気を味わう。
・地域の方がしてくださることに感謝の気持ちを持つ。

・西林寺さんでお花祭りに呼んでくださいました。（保育園に子どもさんが来ています。）

お寺ではお父さんが袈裟を着た住職の姿で子ども達を迎えてくださり、お花祭りにのいわれをお話してくださいました。

４月８日はお釈迦様の生まれた日で、その日は世界にいっぱいお花が咲いて、甘い雨が降ったというお話から、それにちなんで毎年、お花がたくさん飾ってあるお家の中にお釈迦様を祭って、そこに甘茶をかけてみんなの健康をお祈りするお花祭りをします。

年少さんも住職さんのお話を真剣に聞いています。

お話を聞いたあと、順番に甘茶をかけて、お参りをします。

皆上手にお参りすることたできました。

住職さんは子ども達がお参りしている間ずっとお経を読んでいてくださいました。

お参りしたあとは甘茶と縁起物のお菓子をいただきました。

お釈迦様の前でいただくのはちょっと緊張したみたいです。

お参りが終わると、縁側に出ておしゃべりしたり、歌をうたったりして楽しいひとときを過ごしました。

大事なお話をしてくださったり、お菓子をくださった住職さんにお礼を言ってお寺さんをでました。

西林寺さんからの帰り道でカニを発見しました！

・お釈迦様が生まれたとき、すぐ立って歩いたんだって。

・お花がいっぱい咲いたんだって。

・甘い雨が降ったんだ。

・お釈迦様のおうち、お花がいっぱいできれい。

・お釈迦様小さかったね。

・甘茶おいしかった。

・おかしもおいしかった。

・ご住職がお話の中で、「天上天下唯我独尊」という言葉があり、それは皆が一番大事、そしてご飯を食べたり、かけっこしたりするときなどいろんな時に「一番になりたい。」という気持ちがあると思います。それも大事だけれど、それまでの過程を大事にしてください。そうなりた！という気持ちやそれに向かって頑張るといく気持ちが大事です。生きていると、楽しい気持ちや寂しい気持ちや悲しい気持ちなどいろいろな気持ちがあると思います。寂しい気持ちや悲しい気持ちが少なくなって、楽しい気持ちがずっと続くようにと、お釈迦様はずっと皆を見守ってくれています。と話してくださいました。

日常の中で、大人も忘れがちなことを改めて教えて頂いた気がします。当たり前と思わず、大事に子ども達に伝えていきたいと思います。

地域で大切な行事に子ども達を参加させてくださり、また、職員も感じるものがたくさんあったことに、感謝したいと思います。