土 水 空・天気 人・地域 食 つくる 田んぼを作ってお米を作ろう!

2025年6月16日

テーマ:
土/水/空・天気/人・地域/食/つくる
年 齢:
3・4歳児
ねらい:
・土や水の感触を味わいながら、田んぼ作りを楽しむ。
・田んぼができるまでの流れを知る。

活動内容

保育園の畑でどんなお野菜を作りたいか話し合っているうちに、自分たちも作った作物でお料理がしたい!という話になりました。すると、「それならお米がいると思う。」「お米も作れば?」「お米は畑では作れないよ」「お米は田んぼだよ。」「ん~。でもお料理してすいかさんに食べさせたいな。」「じゃぁ田んぼ作ったらいいね。」とこども達から声が上がったことから田んぼ作りが始まりました。

 

園庭の端に田んぼを作ろうと穴を掘り始めましたが、なかなか硬くてこどもや職員の手だけでは進みません。参観日におうちの皆さんに応援してもらうことにしました。

さすがに大人のパワーが加わるとたちまち大きな穴ができました。

掘った穴に水を入れ始めます。

水が抜けないように、シャベルを使って土手を固めます。お父さん、お母さんは上手です。

年中さんが真似してペタペタやってみます。田んぼってこうやって作っていくんですね。

溜まってきた水の中に恐る恐る入ってみます。冷たくて気持ちいいね。

入ってみたら楽しくなって、ジャブジャブするついでに穴の中の石も拾いました。

楽しく遊んで、その日の帰りに田んぼを見るといっぱあったお水がなぜかほとんど無くなっていました。

「どうしてかなぁ?」「土が吸い込んだんじゃない?」「穴が開いてたのかも?」

 

次の日、さっそく田んぼを見に行ったこども達、水が無くなった様子を見て、水を運んで入れようと頑張ります。

 

年中さんも年少さんも力を合わせて、大きなタライを運びます。雨水を溜めておいたバケツやタライも満タンになっていてどんどん入れていきます。

 

大きなバケツを一人で運んだり、一人で二つのバケツを持って運んだり・・・

ヤカンもジョロも水が入る物はなんでも使って運びます。

 

何回も水道と田んぼの間を行き来して田んぼの水がまたいっぱいになりました。

水がいっぱいになった田んぼの中を足踏み「楽し~~~い。」「気持ちいい~~!」

皆で踏むことで土が固まっていい田んぼになるね。

 

最後は使った道具と体を洗ってピカピカになりました。

 

子ども達のきづき

・土が硬くてなかなか掘れないね。

・鉄のシャベルの方が掘りやすいよ。

・お父さんやお母さん、すごいパワーだ。穴がどんどん大きくなる。

・周り(土手)をペタペタするとお水が溜まるんだって

・ペタペタするときれいになる

・おうちの人みたいにきれいにするのむずかしい・・・

・お水の中、冷たくて気持ちいいよ。

・ザラザラな所とトロトロの所があるよ。

・トロトロの所は滑る!おもしろいなぁ。

・あれ?いっぱいあったお水が少なくなってるよ。

・土が吸い込んじゃったのかな?

・乾いちゃったんじゃない?

・穴が開いてるのかもしれない?

・お水がいっぱい入ったタライ、重たくて持てない皆手伝って・・・

・雨の水もこんなにいっぱいになるんだね。

・いっぱい運ばないと田んぼにお水が溜まらない、どんどん運べ。

・水が溜まってきたら、中に入って足踏み~~楽しくてやめられない。

・お水が飛んでくると、バケツもタライも面白い音がする。

 

事例に対する保育者の思い

・職員は公立各園で地域の方が作ってくださっている田んぼで田植えをしたり、稲刈りをする経験はありましたが、園庭で一から田んぼを作るのは初めてなので、土作りってどういうこと?田植えにたどり着けるのか?と不安はありますが、こども達がどんなことに興味を持つのか?どんなふうに進んでいくのか?こども達と一緒に楽しみながら進めていきたいと思います。

にんていこどもえんいいだしやまもとほいくえん 認定こども園飯田市山本保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 後藤 敦古
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和40年4月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒395-0244 飯田市山本3340-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-25-2440 
FAX : 0265-25-2440 
MAIL : ns-yamamoto@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 15人 3歳児 : 20人 4歳児 : 25人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 8:00~16:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ