植物・生物 人・地域 食 おおきなかぶ?? いいえ、大根の収穫です!

2022年11月16日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食
年 齢:
3~5歳児(特化型・普及型)
ねらい:
・大根の収穫を喜ぶ。
・地域の人々とのふれあいをを通して親しみを持ち、感謝の気持ちを持つ。
・劇の鑑賞をとおして、表現することへの興味や関心を持つ。

活動内容

2022年11月16日(水)晴れ

今日は、霜月の会。朝、全園児が集まり、この頃歌っている「もみじ」の歌を手話で歌ってみました。

そして、劇「おおきなかぶ」を見ました。いつもと違う保育者の姿にちょっと不安になった2歳の子や面白がって大笑いする子どもたち。最後は子どもたちの力を借りて「やっとかぶがぬけました」。

 

さあ、その後は、本物の畑へ大きな大根を抜きに出発です。農業塾の塾長・内川さんから先日お電話で大根の収穫のお誘いを受けました。

田んぼを通って行きました。「かかし、いないね」と十日夜にかかしが山に帰ったことを確かめました。

「あっ、また、稲、生えてきてる」「また稲刈り、できるかな」と稲刈りをした株から生えてきた稲に気付いて考えていました。

農業塾の内川さんが大根畑に案内してくれました。以前、さつま芋堀をさせていただいたお礼や焼き芋にしたら甘くておいしかったことをお伝えしました。

内川さんは「3種類の大根があるんだよ。子どもたちには難しいかもしれないけど、青首大根とおでん大根とビタミン大根。ビタミン大根はおろしにするとちょっと甘いんだ」と教えてくれました。

そして「1人好きなの2本ずつ抜いてもいいし、3種類抜いてもいいし」と言ってくださいました。

子どもたちは、以前畑からこども園まで大きなお芋を持って帰った経験があるので、「2本でいい!」と、大きい大根の重さを想像しながら言っていました。(笑)

 

帰り道、3歳児もしっかり両手でこども園まで抱きかかえ持って来ました。

こども園の門をくぐるや否や「りえさ~ん」と、持ってきた大根を自慢げに園長先生に見せた子どもたちでした。

子ども達のきづき

まさに、知識~体験でした。

霜月の会での職員の劇「おおきなかぶ」の鑑賞を楽しんだ後の大根の収穫は、子どもたちのわくわく感をさらに広げました。

田んぼも畑も子どもたちには親しみの場所。先日行った十日夜にかかしが神様になって山へ帰ったことも、ちゃんと覚えていて口々に話をしていました。

また、農業塾のお芋の収穫をさせていただき、前日行った焼き芋会のお芋の美味しさもあって、「甘かったから、おかわりしちゃったよ」とお話ししていたり、子ども同士の会話では「昨日の焼き芋、とっておけばよかったね。(内川さんたちに渡したかった)」と、農業塾の方々への気持ちを素直に伝え合っていました。

事例に対する保育者の思い

地域の方々の温かさに見守られ、このような経験をさせていただけることに感謝です。農業塾の皆さんは、園の子どもたちをとても可愛がってくださります。子どもたちの嬉しそうな笑顔を、見る大人の笑顔もとっても素敵です。

体験をさせていただくばかりでなく、子どもたちも自分たちが大事に思われていることを感じ、子どもであってもその思いをちゃんと受け止めて、自分の心を伝えることが、大切だと感じています。

その仲立ちをしっかりしていくことが、保育士としての務めでもあると、思うのです。

あずみのしりつあかしなきたにんていこどもえん/きょういくのやまざとくじらぐも(にじぐみ いるかぐみ らっこさんぐみ らっこちゃんぐみ) 安曇野市立明科北認定こども園/響育の山里くじら雲(にじ組 いるか組 らっこさん組 らっこちゃん組)

園の形態 普及型
代表者氏名 園長   : 塚原理恵  
運営法人 安曇野市      NPO法人 響育の山里くじら雲
運営法人代表者名 安曇野市長 太田寛  依田敬子(響育の山里くじら雲 理事長)
園の設立日 1974.4.1
認定日 令和6年3月15日
区分 認定こども園
住所 〒399-7101 安曇野市明科東川手872-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-62-3954 
FAX : 0263-62-6205 
MAIL : hoiku@city.azumino.nagano.lg.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/     https://kujiragumo.jp
定員数 未満児 : 12人 3歳児 : 20人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,   土は他園で実施
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無
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