2022年8月24日

テーマ：

植物・生物／食

年　齢：

３歳児

ねらい：

・トマトの生長を実体験を通して知ろう！
・いろいろな色や形のトマトがあることを知り、興味を持つ
・自分で収穫する喜びや楽しみを味わう

５月に植えたミニトマトの苗が、子ども達の背丈より随分大きくなり実をつけました。

早く取りたいけど「赤くなるまで」「黄色くなるまで」「茶色くなるまで」と心待ちにしていました。

さあ、緑色から変身！採り頃です。

緑色の葉っぱを覗き込み、変身トマトを探します。

「とれたよ！」自分で採った黄色のミニトマトににっこり😊

お友だちのミニトマトと見せ合いっこ。

「あれ？色が違うね～」

自分達で収穫したミニトマト…全部でいくつあるかな？

並べてみたり・・・

玉子ケースに１個ずつ入れてみたり・・・

まるで、玉子みたいだね！

収穫できたミニトマトの数だけシールを貼っています。

「黄色のミニトマトがいっぱいだね」「チョコちゃん、ちょっとだね」

採れたミニトマトは、給食室に届けます。「ありがとね。今日の給食に入れるでね」と声を掛けてもらうのも嬉しいお手伝い。

お昼に自分のミニトマトを見つけ喜んで食べています。

・「トマト出来たよ」「これ〇〇のトマト？」「もう採っていいの？」etc…日々ミニトマトの生長を見に行き変化を見つけると、その気づきを言葉にしていました。

・４本のミニトマトの苗に名前を付けていた年少さん。「あ、チョコちゃん大きくなってる」「〇〇の赤ちゃん、赤くなった」家庭でも「これは黄ちゃんでね～」と親しみを込めて呼んでいました。

・虫食いミニトマトを何故かとても喜んでいた年少さん（笑）「〇〇ちゃんのミニトマト、食べられちゃってる～！」と大騒ぎでした。

・赤、黄、茶の３色と細長い形の計４種類のミニトマトに名前をつけ栽培した年少さん。緑の苗木を見た時は「何だろう？」「草？」くらいの反応でしたが、苗の背丈がぐんぐん伸び、実がつき、色が変わっていく変化を目の当たりにし、自分の手で収穫すると一気に興味と関心が膨らみました。また虫がついたことも自然の摂理…子ども達の興味がそそられました。食卓に並ぶミニトマトを見るだけでは、ここまでの興味や関心を持つことは難しいのでは、と思いました。

・色や形の変化、また数にも年少さんなりに理解できる方法を探って提案したことで、自然と多い少ない、大きい小さい等にも関心が向きました。昨年の未満児時代までは緑のうちに採ってしまう事も…「色が変わったらね」を聞いて、楽しみに色の変化を待てる力もついたかな。

・自分で収穫する楽しさを感じ、食への意欲も少し高まりました。自分の手を掛けた食材への愛着が持てたのではないかと思います。