2021年9月3日

テーマ：

水

年　齢：

５歳児

ねらい：

水の面白さを感じる。

８月１１日頃から発生した豪雨・土砂災害により、お亡くなりになられた方のご冥福と、被害に遭われた方々の一日も早い復興と安寧を祈念しております。

職員一同

あっという間に８月が過ぎてしまいました。

子供達は大好きなプール遊び、思う存分楽しむことができました。

プール遊びはもちろんですが、水遊びも大好きです。特に魚釣りや水鉄砲は大人気！！

年長児が水鉄砲で遊んでいました。はじめは友達同士でかけあいっこや水を遠くまで飛ばして遊んでいました。

水鉄砲の先が取り外せることに気が付いた子供達。

じょうろと水鉄砲の筒を使って遊び始めました。それぞれ、夢中になって工夫して遊ぶ姿。

隣同士の友達と協力すると、もっと長くなって面白いことに気づいた子も・・・。

材料はじょうろと水鉄砲だけなのに・・・・こんなにも遊びこめるなんてΣ(ﾟДﾟ)

子供たちの才能やアイディアって、本当に無限なんだなと教えられました。

子供達は、どんな遊びでも遊び始めると「もっと楽しくするために」工夫を始めます。

その工夫は偶発的なものですが、それが次々と展開していきます。

展開していくためには、考えなくてはなりません。

今回は、水の流れる様子や溜まった水が減っていく様子、いっぱいになったじょうろからあふれる様子・・・・この遊びだけで子供達は様々な気づきがあって楽しかったのだと思います。

「こうしてみるとどうなるんだろう」と試したり「ここはうまくいかないから、もう少し傾けてみよう」などうまくいかないことを自分なりにうまくいくように工夫したりすることがとにかく面白くて夢中になっちゃったんだなと。

うまくいったらうれしいし、意外なところから水が出てくることもいい発見！なんです。

私たち大人はついつい「こうしてみたらもっと楽しくなるよ」「これも使うといいよ」と自分の経験上からの知識を子供たちに教えてあげたくなってしまいます。でも、そうしていたら今回のような子供たちの遊びは生まれてこなかったと思います。

子供は大人が思う以上にクリエイティブです。

私自身、今でも子供たちの姿から教えてもらことがたくさんあります。

そして、無限に広がる才能や未来を感じます。

信濃毎日新聞でプレーワーカーの寺坂崇さんの『「遊びのレンズ」でのぞいてみれば』という記事が掲載されています。

まず子どもに関わる際、いったん立ち止まることが重要で、子どもの力の入れ具合や体の向き、心の動きを見て、話していることが本当にやりたいことなのか心の声を聴く。子どもの心と体の様子を注意深く観察すること。

なるほどなるほど・・・。

大人になってからも夢中になれることって楽しいですよね。

子どもたちが大人になるまでに、沢山の夢中になれることを発見してほしいなと願っています。