2020年9月10日

テーマ：

土／水／人・地域

年　齢：

１歳児

ねらい：

・水に親しみ、思い思いに遊び込む
・友達と遊びを共有し、一緒に楽しむ

４月当初から戸外遊びが大好きな１歳児さん。土や石、草花を使っての見立てあそびを楽しんでいます。

なにを作ろうかな～

いい石みつけた！

それぞれが遊びに夢中になっている中、みんなが”水”に興味を持ち始めました。

水っておもしろーい

水があることで、色々な場所を転々としていた子ども達も、腰を据えてあそびに夢中になれる姿が見られました。

『もっともっとお水であそびたい！』

そんな、子ども達の思いを叶えようと、テラスで思い切り水あそびができる環境を整えた先生たち。

その結果・・・

１歳児さんでもこんなに深い遊びが広がりました。

泥んこ気持ちいい～

ぼくが混ぜるから、水入れてね

ジュースを作るね

いらっしゃいませ、何ジュースにしますか？

水をたくさん使い、砂や泥の感触を楽しんだりどんどん自分のやりたい遊びを見つけ出しています。

友だちとの関わりも増えて、お店屋さんごっこのような遊びも始まりました。

そして、先生お手製のペットボトルの仕掛けも大活躍!!

※ペットボトルの仕掛け

（ペットボトルの底をくり抜きつなげ、側面にいくつかの穴を開けることで、複数の場所から水が流れ出てきます。）

うわぁ！なにこれ～

色んなところから水が出てくるー

見て～水がどんどん溜まってくの

テラスで遊び始めた頃は、ホースの先に子ども達が集まってしまい、水の取り合いや自分で好きなように遊ぶことが難しい姿がありました。しかし、このペットボトルの仕掛けを作ると、子ども達も思い思いの場所から水をくむことができ、遊びに集中することができるようになりました。

９月になった今でも、子ども達の遊びの中心には”水”があります。

水あそびを通して心も体も、日々成長していく１歳児さん。今年は残暑も厳しそうなので、まだまだたくさん水あそびしようね。

水の冷たさや、泥の感触を全身で感じながら、自分のやりたい遊びを見つけることができた。

遊び込む中で、友だちの遊んでいる姿に興味を持ち、遊びを共有する姿が見られた。

戸外遊びを楽しむ姿は見られたものの、すぐに他の遊びに目移りしてしまい中々遊び込むことができていない様子でした。そこで水を用意したところ、水を中心に子ども達が遊びに集中し始めたので、もっと深い遊びができないかと思い、テラス全面が水遊びコーナーとなるように環境設定を工夫しました。

子ども達は充分に遊び込める環境が保証されたことで、じっくりと遊びと向き合うことができました。中には、水も泥んこも苦手な子もいましたが、最初は濡れたり汚れたりしないような工夫をしながら『あそべる場』を確保し、そこから友達と遊ぶ楽しさに気づきいつしか皆のあそびの輪に入れるようになりました。今では頭から水をかぶっても大丈夫。水とも友達になれたようです。