植物・生物 人・地域 食 つくる 夏を食べつくせ!

2020年9月25日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食/つくる
年 齢:
3歳児~5歳児
ねらい:
・身近な自然と触れ合う中で、様々な事象に興味関心をもつ。
・相手の気持ちに気付き、伝えあい、認め合う。
・季節の恵み、旬を実感する。

活動内容

子ども達の元気な声が戻った6月。みんなで相談し、畑に野菜の苗を植えました。すいか、きゅうり、もろこし、枝豆、そして去年作ったじゃがいもが芽をだしていたのでおまけにじゃがいも!

外へ出ると水くれをして生長を見守ってきました。すいかのつるがぐんぐん伸びてきたある日、

「あ!見つけた!」すいかの赤ちゃん発見です。今年の年長さんは3年続けてすいかを育てているので、すいかの赤ちゃんを見つけるのも上手!「触らないでね。」「大事にしようね。」と年下の友だちに教えていました。

 

さて、夏野菜収穫第一号はきゅうりです!長い梅雨が明けるとぐんぐん大きくなり、採れるようになりました。

最初はきゅうりそのままの味でぽりぽり。でも中には苦手子もいます。「何かつけて食べたいな…。」そこから調味料実験開始!

 

味噌、マヨネーズ、塩、醤油、酢までいろいろ試して味わいました。

「味噌をつけて食べるとしょっぱいね!、のどがかわくね!」と発見した子もいました。「じゃあ他にどんな味があるかな?」と保育士が聞くと「甘い?」「甘いきゅうりはおいしくないな…」「すっぱいは?」(後で聞いてみると給食の副菜ででる、梅和え、胡麻酢和えから思いついたそうです!)

「よし!試してみよう!」酢だけではおいしく感じないのではと思っていた保育士ですが、、食べてみると意外とおいしい!暑い日はさっぱりしていて好評でした。でも酸っぱいのが苦手な子はやっぱり「すっぱーい!」「私はおいしかったよ!」いろいろな感じ方があるね、と発見にもなりました。

 

「すいかのたね」(さとうわきこ作)の絵本を読み「早く食べたいなー」と心待ちにしていると畑から葉っぱが飛び出すように伸びてきました。

「ばばばあちゃんのすいかと同じだ!」そしていよいよ収穫!

「私にも持たせて!」「ぼくも!」みんなで重さの確認です。「重い…」「軽いよ!」それぞれ感じたことを伝えあっていました。

そして楽しみにしていたすいかわり、年長さんがほしのつどいで経験しているのでリードしてくれます。

「右だよ!」「左!」でも3歳のお友だち目隠しされていて分かりません。「お箸持つ方の手だよ!」と言う子もいましたが伝わらず…こうなったら!考えた結果、「手の鳴る方へ!、、拍手!!」

頑張りましたが、うまく当たらず、今回は包丁で切ろうということになりました。2つ収穫できたのでまずは小さい方から。

3、2、1、パカッ!「…あれ?」中身が白い。まだ少し早かったようです、残念。「でも真ん中が赤くなっているよ。」

「本当だ、匂いかいでみる?」と保育士が差し出すと

「あ!匂いはすいかだ!」「おいしそうな匂いする!」

2つ目は無事に赤いすいか。よかった!保育士も一安心。

さくらんぼさんにもおすそわけ。みんなで種とばしをしておいしく頂きました。

枝豆も収穫。のんびりやさんの枝豆もいて、半分を先に収穫しました。

根っこから引っ張ります。「ぬけなーい!誰か手伝ってー!」やりながら下の方を持つと力が入ると分かり、「もっと下持って!」と声を掛け合って抜いていました。

枝豆をもぎるときも「なんか毛がはえてる…」「ほんとだー!」「毛に色がついてるね。」と観察し、気付いたことを伝えあっていました。

枝豆ってどうやって食べるの?「茹でるんだよ、塩いれて!」さすが、年長さん、よく知ってる!給食の先生にお願いしておやつに出してもらうことになりました。

「これはひとつしかはいってない。」「これは3人兄弟だー!」「あれー?これは空っぽ…」楽しくおいしく頂きました。

そしてじゃがいもも収穫。去年とりそこねたじゃがいもですが、こんなにたくさんとれました!

みんなで話し合い、ポテトチップス!フライドポテトがいい!と意見が分かれ、給食の先生に相談して両方作ってもらえることになりました。やったー!

 

 

 

子ども達のきづき

☆ひとつめが白いすいか、ふたつめは無事に赤いすいかが収穫できた日。「あのすいかちょっと早かったってことだよね?」「あとどのくらい待てば良かったのかな」と話している子がいました。

そうだね、ちょうどいいって難しいねと応えましたがその後枝豆の収穫のときに、となりの苗のさやがまだ膨らんでいないのを見て「すいかみたいに早くとりすぎないようにしなきゃ!」と言っていました。体験で得たことを活かしていますね!

☆すいかを持ってみたとき、それぞれ感じ方が違っていて、重いのかな、軽いのかな、どっち?と話していたので量りにのせてみました。

針が動く様子をじっと見つめ、「1のところにきてるね!」と数字を確認していました。

しばらくしてじゃがいものメニューが決まらず、給食の先生に聞いてみると、「2キロあれば両方作れるよ。」とのことでした。すいかで量りに触れていた子どもたち。「よし、はかってみよう!」

そっとじゃがいもをのせます。何度かごろごろ転がりながらものせてみると…

「2」のところまであとちょっと…給食の先生がなんとか2種類のおやつにしてくれました。

 

事例に対する保育者の思い

春から大切に育ててきた畑の野菜。小さな野菜の赤ちゃんを見つけたときの顔!宝物を見つけたようでした。今回の収穫では旬の物を味わう中でどうやって食べるのか話し合ってアイデアを出し合い、決めていきました。苦手な子がいたり、味に敏感な子がいたり、様々な感じ方があることに気付くことができました。

なかには枝豆のうぶ毛のちくちくが嫌でもぎるのは見学、という子もいました。様々な感じ方を伝え合うことで、相手の気持ちも認め合うこともできたのではないかと思います。今回、苦手で見学…という子も来年には今の経験を活かし、克服しているかもしれません。日々の経験と今のその子の気持ちを大切にしていきたいと思います。

白いすいかを収穫したことで、収穫に適した時期が大切だということにも気付くことができました。また、量りを使うことで重さを数字で表すこと、数にも触れることができました。体験から得られる気付き、発見を大切に、周りの友だちと共有し合えるようにしていきたいと思います。

しなのちょうりつのじりほいくえん 信濃町立野尻保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 丸山 友紀
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1303 上水内郡信濃町野尻275
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-258-2345 
FAX : 026-258-2345 
MAIL : nojiri-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 6人 3歳児 : 10人 4歳児 : 10人 5歳児 : 10人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ