2021年5月14日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

１〜５歳児

ねらい：

・安心できる友達や保育士との関わりの中で、好きな遊びを十分に楽しむ。
・身近な自然に興味・関心を持ち、触れたり遊びに取り入れたりする。

新年度が始まり、早くも1ヶ月半が経とうとしています。

新しい環境にちょっぴりドキドキだった子どもたちも、すっかり園生活に慣れ、保育園に元気な声が響き渡るようになってきました。

大好きなお家の方と離れ、涙を見せていた未満児クラスのお友達も、お部屋から園庭へと活動範囲を広げ、興味のある遊びをのびのびと楽しんでいます。

お気に入りのぞうさん滑り台。

三輪車でお散歩。

ペダルを漕ぐ小さな足にも力が入ります！

砂のサラサラ・ザラザラの感触を楽しみながらお砂遊び。

そんな中、先日5月11日には幼児クラスのお友達が、春の遠足に出かけてきました。

「遠足、楽しみ！」

と、何日も前から期待に胸を膨らませていた子どもたち。

「いってきま〜す！」

意気揚々と出発です。

歩きながら、どこからともなく・・・

「♪あるこ〜あるこ〜わたしは〜げんき〜！」

と、歌を口ずさみながら楽しくお散歩。

1つめの目的地はナウマンゾウの像がある小さな丘。

「ナウマンゾウさん、おはようございます！」

ちゃんとご挨拶をしてから、近くで少し遊ばせてもらいました。

「一緒に滑ろう！」

仲良く手を繋いでお尻滑り。

滑ったら登って・・・もう1回！

自然と足腰が鍛えられます！（笑）

「ちょっと・・・こうやってみよう！」

どんな滑り方が楽しいか、自分なりに考える姿も見られました。

ナウマンゾウの後ろ側はちょっと長めの傾斜。

更なる”わくわく”を求めてこっちでも！

大きなナウマンゾウのお隣、赤ちゃんのナウマンゾウはみんなのお友達！

手足、体全体をしっかり使って上手に登る年長さん。

「見てみて！」

「・・・食べられちゃった！」

ナウマンゾウとたくさん遊んだ後は、水戸口公園へ。

ジュースを飲んでちょっとひと休み。

「元気が出てきた！」

その後、湖畔沿いを散策していると、素敵なベンチを発見！

ここでもちょっとひと休み！（笑）

水戸口公園には木の枝や松ぼっくり、草花もたくさん。

集めた木の枝を焚き火にして、松ぼっくり（マシュマロのつもり！）を温め、ごっこ遊び。

トッピングにはたんぽぽの鮮やかな黄色い花びらを！

「何してるの？」

「えっとね・・・」

同じく水戸口公園へ遠足に来ていた古間保育園のお友達と関わる姿も見られました。

そして・・・たくさん遊んだ後は、お待ちかねのお弁当！

「お外で食べるとおいしいね！」

「最高だ〜！」

たくさん歩いて遊んだ後のお弁当は格別だったようです。

お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん、おいしいお弁当をありがとう！

４月になって、一つ大きなお兄さん・お姉さんになった子どもたち。

でも、ナウマンゾウと並んでみると・・・

「やっぱりナウマンゾウは大きいなぁ・・・」

何だかしみじみとその大きさを感じている様子でした。

野尻湖周辺にはナウマンゾウのモニュメントがたくさん設置されています。

「あれ？これ、さっきのと違う！」

一つひとつ、姿・形が違うんです。

（ぜひ、色々なナウマンゾウを探してみてください！）

野尻湖にはたくさんの生き物が住んでいますが・・・

なかでも子どもたちはビッグサイズの鯉たちに夢中！

「あの鯉、少し小さいね。赤ちゃんかな？」

「この前居た、赤と白の鯉いないね・・・」

鯉を見る度に、その姿や様子をじっくり観察しています。

原っぱでは、特徴ある匂いの草を発見！

「ネギの匂いがする！」

“のびろ（のびる）”という食べられる野草です。

この後、ごっこ遊びの食材の仲間となりました。

「コップ作ったよ！」

近くで見つけたふきの葉と枝を使って素敵なコップも出来上がりました。

今年度、野尻保育園は未満児3名、以上児14名の計17名の子どもたちとともにスタートしました。

少ない人数ではありますが、その分子どもたち同士の距離も近く、日々たくさんの関わりが見られます。

温かな雰囲気の中、子ども一人ひとりの姿に丁寧に寄り添いながら、皆で手を取り合い、ともに育ち合える1年間にしていきたいと思います。

また、野尻湖という大きな自然を感じられる場所が身近にあるこの環境を存分にいかし、四季折々の自然を全身で味わい過ごしていきたいと思います。