2019年7月16日

テーマ：

植物・生物／食

年　齢：

全園児

ねらい：

身近な生き物に親しみを持ち、気持ちを寄せる。
命が誕生する様子を見る。
ヤギの初乳を見たり、匂いを嗅いだりする。

6月26日

昨年4月に三穂にやって来たヤギのサクラちゃんに赤ちゃんが産まれました！

以上児のお友だちは小学校の音楽会のリハーサルに行っていました。

サクラちゃんは朝から涼しい木陰で草を食べていたそうですが・・・

「大変！サクラちゃんが赤ちゃんを産んでる！もう一頭出てきそう！」

公民館の主事さんが教えてくれて、未満児さんが見にいきました。

雌と雄が一頭ずつ産まれて、サクラちゃんはおかあさんになりました！

みんな大喜び！

産まれてすぐに子ヤギが立ち上がる様子を見て、未満児さんもびっくりだったそうです。

お産を終えたばかりのサクラちゃんがちょっと興奮気味なので、

翌日、以上児さんたちが様子を見にいきました。

「かわいい～！！」「ふわふわだよ！」「まっしろだよ！」

「声がかわいいよ！」「おっぱい上手に飲めるかな？」

サクラちゃんお母さんになったんだねぇと子ども達嬉しそう！

とにかく赤ちゃんを触りたくて触りたくてですが

「そっとね！」「びっくりしちゃうもんね」と声を掛け合っていました。

ヤギの赤ちゃんのウンチを発見！

あれ？サクラちゃんのと違う！

黄色い！匂いがしない！丸くない！なんで？

と子ども達はびっくり！

これは「胎便」と言うのだそうです。ヤギの世話をしている地域おこし協力隊の渡邉さんが教えてくれました。

「まだ、おっぱいしか飲まない赤ちゃんのウンチは黒くないんだって！」

「わかった！ミルクの色なんだね！」

「うちの赤ちゃんもウンチ黄色いよ！おかあさんのおっぱい飲んでるから！」

なるほど～とうなずいている子もいました。

保育園の近くで飼われているヤギという存在だけでなく何かにつけて草をあげたり、

冬の間はお家から持って来たり、保育園の給食で出た野菜くずをあげて世話をしたこともあってか

サクラちゃんの出産は子ども達にとってとても嬉しい出来事であるとともに

新しい命の誕生に、より感激したように思います。

小さい命への不思議さ、いとおしさも感じているようです。

身近にいるからこそ見られる、触れられる、感じられることがいっぱいなんだなぁと改めて感謝。

これからも、サクラちゃんと子ヤギたちと仲良くしていきたいと思います。

＊サクラちゃんが産んだ子ヤギの名前は公募により7月に

モモ（子）ちゃんとスイカくんという名前がつきました！