2017年12月22日

テーマ：

植物・生物／空・天気

年　齢：

１～５歳児

ねらい：

・保育園の園庭に来る鳥に興味を持ち、楽しみに観察する。
・冬の自然事象の中の小動物に関心を持つ。

以前、小鳥が保育園の巣箱に来ているのを見つけてから、子どもたちはときどき巣箱の木を気にしてみていました。

ある日のお昼の時間、鳥の巣箱に一番近い未満児ぐみのお友だちが小鳥が来ているのを発見しました！

「ほら！小鳥さん来たよ！」

みんなが外で遊んでいるときは警戒しているのか、姿をあらわさない小鳥達ですが、子どもたちが園舎に入ってお昼を食べていると、小鳥達も赤い実を食べにやってくるようです！

未満児のクラスは巣箱に近くて、小鳥に気付かれずに室内から観察できる、絶好のバードウォッチングポイントでした！

身を乗り出して興味津々の未満児さん。

「おうちにはいらないかな〜」　と期待していました！

どうやら数匹で赤い実を食べにきたようでした。お部屋からしっかりと赤い実をつつく姿が見えました！

「赤いの食べてる！」　「きっとお腹空いたんだね」　「みんなと同じようにお昼になったから食べに来たんだね」

どんどん集まって来た小鳥達！　冬になり木の実が減る中、野尻保育園にはまだたくさん木の実が残っています。　「きっとここが、小鳥さんたちの野尻レストランなんだね！」

小鳥さんたちたくさん食べて、また食べにきてね！

大きいクラスの子どもたちも巣箱にスズメが入ったのを見てから、気にして見るようになりました。

ある日のおやつの後にも、一人の子が「鳥来たよ！」と教えてくれました。

「どこどこ？」　「ほら、あそこ！」　あっという間にみんな集まってきて、みんなでバードウォッチング！

「何匹いるかな？」　「なんていう鳥だろう？」　と観察を楽しみました。

巣箱を設置してしばらくは鳥が来なく、次第に子どもたちの興味も薄れていき残念に思っていましたが、鳥達も巣箱に慣れ、近づいたり遊びにくるようになってからは、子どもたちの関心も再びでてきてうれしく思っていました。

保育園のお部屋の窓からバードウォッチングを楽しめる素晴らしい環境に感動しつつ、これからも子どもたちの興味関心、かわいい発見や言葉に耳を傾け、寄り添っていきたいです。