2022年7月14日

テーマ：

人・地域

年　齢：

４歳児

ねらい：

・本物を見たり、触れたりして地域のお獅子を知る。
・地域の人に感謝の気持ちを持ち、体験させてもらう。

お獅子が大好きな年中のお友達に地域の方が「お獅子を見においで。」と誘ってくださいました。

公民館に入って行くとそこには大きなお獅子が・・・

ワクワクしてどんどん入っていく子もいましたが、「怖い～」と尻込みする子もいます。

保存会の方が竹を編んで、その周りははりこで作っていることや今あるのは９４年目でこれまでに髪の毛の色が白から茶色に変わったり、鼻毛がついたりしたことを話してくださいました。

このお獅子の頭は30㎏もあるそうです。

「お獅子に噛んでもらうと元気になれる。→暑い夏も乗り越えられる。すごい力をもっているんだよ。」と教えていただき、頭を噛んでもらいました。

喜んで頭を入れる子、怖がりながらもほかの子がやるのを見て噛んでもらうことができた子がいました。

全員が噛んでもらうことができました。

大きな頭の中にも入れてもらって・・・動かしてみました。

お獅子と一緒にいるおかめやひょっとことも触れ合いました。

太鼓をみつけた子ども達・・・

それを見て保存会の方が太鼓と笛の演奏をしてくださいました。

「すご～い！」「ついに始まる？」「お獅子が動くかなぁ？」

演奏を聴きながら手を動かして太鼓を叩く真似をしたり、ニコニコうれしそうに見ています。

子ども達にも太鼓を叩かせてくださいました。

子ども達の質問にも解りやすく答えてくださいました。

「どうやって髪の毛つけたの？」「棕櫚の木の毛で作ったんだよ。」

「どうやって塗ったの？」「ペンキをはけでぬったんだよ。」

「どうやって耳を付けたの？」「お獅子はライオンの仲間なんだよ。」「中国でうまれたものなんだよ。」

「なんで目が大きいの？」「皆のハートを見るためなんだよ。」

「どうやってお獅子を作ったの？」「竹を組んで作ったんだよ。口の部分は牛乳パックを使っているんだ。」

・あんなにでっかいと思わなかった。

・触ったらツルツルしてた。

・怖かったけど、面白かった。

・太鼓いい音がした。

＜自分たちで作ったお獅子と比べて・・・＞

・僕たちの歯がない！髭もない。マントもない。鼻がない。

・もっと大きいのを作りたい。

・見せてもらえて嬉しかった。

・何かお礼がしたい。

・プレゼントしたらいいんじゃない？

・地域の伝統文化である獅子舞に触れ、ますます興味が深まったように思う。

・お獅子が好きで遊びの中にも取り入れ、自分たちでもお獅子を作ってみていたが、実際のお獅子を見て違いも感じ、また新たにより実物に近いものにしたいという意欲もでてきた。保存会の方々が子ども達の為にお獅子に触れさせてくださったりお囃子を聞かせてくださったりしたことで、これからの遊びにもつながっていくのではないかと思う。

・子ども達も丁寧に関わってくださった地域の方に親しみを感じ、お礼がしたいという声が聞かれたことは嬉しかった。