植物・生物 水 人・地域 春の遠足を楽しむぞ!

2022年6月15日

テーマ:
植物・生物/水/人・地域
年 齢:
3歳児、4歳児、5歳児
ねらい:
春の自然を満喫しよう!
動物に触れ合い仲良くなろう!

活動内容

毎年行っている春の遠足。今年は、ネバーランドを目的地とし、途中までバスで行き、旧道からは歩いて向かいます。

周りの景色を見ながら歩いて行くと、ちょうちょが飛んでいたり、川を流れる音が聞こえます。時折吹く風にタンポポの綿毛が舞います。その風景がとても神秘的で、子どもたちも「わぁ~」と思わず声を出します。

子どもたちは、道路脇に生えているタンポポの綿毛を摘んでは吹き、楽しみながら歩きます。

歩く道端にはタンポポが辺り一面生えており、次から次へと夢中になって摘む子どもたち。

ネバーランドに到着。山にはゲルテントがあり、荷物を置かせてもらうため、中に入らせてもらいました。

「わぁっ、骨だ!!」と驚き、鹿の骨が飾られているのを見てびっくりする子どもたち。

中は木の香りでいっぱい。丸太の椅子に座り天窓に気づき「星がみえるのかなぁ」と見上げます。

通称パッピーマウンテンの所有者である幸山さんにご協力頂き、牛との触れ合いをさせて頂きました。

「体は大きいけど、大きな声にびっくりするから驚かせないようにね」とお話を聞き、軽トラいっぱいに用意して頂いた草を牛に食べてもらいました。

「はい、どうぞ」 「おいしい?」 「喜んでいるみたい」と牛に話しかけてり、モグモグ食べる様子を見て感じたりしながら、子どもたちは草まみれになりながら夢中になっていました。

  

牛は味噌が大好物だと聞いていたので、保育士が持参した味噌を子どもに「やってみる?」と誘ってみたところ「やだ!こわい」「いい(やらない)」と言うものの気になる様子。先ずは保育士が味噌を手のひらに乗せて試みます。その様子を見ていた子がやってみたくなり、恐る恐るチャレンジすることに。「わぁー、食べた!」「ベトベトするー」と喜びと感触が一緒の様子。

  

「にわとりさん、鳴いてるね」

次に同じ敷地内にいる鶏との触れ合いです。順番にそっと撫でます。

  

今度は山の散策です。「これ食べれるよ」と教わり笹の新芽をそっと引き抜き食べてみます。

ノリウツギの葉を手に取り「葉っぱを引っ張ってごらん」と言われ引っ張ってみると「すごい!糸が出たー」と納豆のような糸が出てビックリ。

昨年の秋にも歩いたことがある遊歩道では、子どもたちは軽やかな足取りでどんどん登っていきます。

  

山のテラスに到着。一足早く到着した子は「がんばれー」とお友達を応援します。

「帰りは周りの景色を見ながら降りて行こうね」と声を掛けられ、ゆっくり歩いて行きます。

「お魚いるよ」 「どこ?」 「ほら、あそこ」 「ほんとだ、いた!」と行く時には気づかなかった川の魚を見つけ教え合います。

「水の音もするね」 「鳥が鳴いてるよ」と耳を澄ませます。

お楽しみのお弁当タイム。お弁当を見せ合って嬉しそう。しっかり歩いたので、どの子もパクパク完食。満足のようでした。

おなかいっぱいになり元気パワー全開!木の乗り物に乗ったり、見晴台に登ったり、芝生の坂を転げ回ったり、花のじゅうたんに寝転がったりと元気に楽しみます。

  

 

  

「わぁー、冷たい」 「気持ちいい」

近くの川を覗くと、小さな魚がいっぱい。そんな中、見慣れない物を見つけて、「何かいる!」 「何、これ?」と興味津々。

保育士:「カワニナだよ」 子ども:「カワニナって何?」 保育士:「蛍の幼虫のえさになる貝の仲間だよ」と教わり「へぇー」と言い、顔を出しゆっくり歩く様子をじーっと見続ける子どもたちでした。

  

 

 

子ども達のきづき

・遊歩道の帰り道、「いろんなコケがある!」と3月に苔テラリウムを制作した経験から、苔への関心もあり目を向けていました。

・カワニナや魚を見つけた子どもたちは「今度は川で遊びたいね」「その時もお魚さんや貝(カワニナ)もいるかな?」と昨年の経験を思い出して、夏また遊びに来ることを楽しみにしていました。

事例に対する保育者の思い

・何度もネバーランドの山に遊びに来ていますが、今回は幸山さんにご協力を頂いたことにより、牛や鶏との触れ合いを体験することが出来ました。牛に与える草を軽トラいっぱい用意してくださったこともそうですが、保育士だけでは出来ない経験をさせて頂いたことに本当に感謝します。

・今回はお父さん方に引率をご協力いただいたことで、荷物を運ぶ頼もしい姿や、食後の鬼ごっこで力強く遊んでもらったこと、子どもたちは大喜びの印象でした。

・綿毛飛ばしや虫探し、広場での散策など、子どもたちは自分で遊びをどんどん見つけて楽しんでいきます。自然の中で何度も遊んでいるからこそ、保育士が遊びを提供しなくても楽しめる子どもの力に改めて良いものが育っているなぁと感じました。

 

ねばむらほいくしょ 根羽村保育所

園の形態 普及型
代表者氏名 保育所長 : 松下剛樹
運営法人 根羽村
運営法人代表者名 根羽村長
園の設立日 1970.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒395‐0701 下伊那郡根羽村149
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265‐49‐2152 
FAX : 0265‐49‐2152 
MAIL : nebahoikusyo1107@mis.janis.or.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土、日
基本開所時間 7時30分~18時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ