植物・生物 どんぐりむしさんでてきたよ!

2022年3月10日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
3歳児
ねらい:
自然物に興味を持ち、保育士や友達と一緒に見たり触れたりする。

活動内容

おさんぽで拾ってきたどんぐりの袋の中に虫がいることに気付いた子ども達。

「しろいむしがいっぱいいるよ!」「どんぐりにあながあいてる」

「あなからでてきたんじゃない?」

「もってみよう」「くすぐったーい!!」

 

どんぐりを割ってみると・・・。

「なかにたくさん、むしがいたよー!\(◎o◎)/!」

「この中にすんでるんだね!」

 

「ねんちょうさんにもみせてあげよう!」

(年長さんが)「あしでふんだほうがかんたんにわれるよ!」と教えてくれました。

「いたいた!いっぱいでてきたー!」

 

保育室から絵本を持ってきた友達。

「これとおなじじゃない?」「どんぐりころころむしだね!」

「みんな、このケースにいれてかおうよ」

「どんぐりむしってなにたべるんだろうね?」

 

・・・夕方。どんぐりむしの元気がないのに気付いた友達が、

「おうちにかえしてあげよう」

「どんぐりむしのおかあさんもしんぱいしているよね」

 

次の日。どんぐりを拾った神社に返しに行く。

「どんぐりむしさん、ばいばーい!」「ちゃんとおうちにかえるんだよ」

「やっぱり、つちのなかにもぐっていったね」「はっぱかけてあげよう」

 

また、どんぐりむしさんに会えるように保育室に森を作り、好きな虫になって遊んでいる子ども達。

子ども達のきづき

自分達で拾ってきた宝物のどんぐりに穴があき、中から虫が出てきたことに気付いた。

一体、中はどうなっているのか・・・興味を持った子ども達は、夢中になってかたい皮をむいたり、割ったりしてみて自分達で虫を取り出し、中に住んでいることを確かめた。

食べ物がなくて動かなくなっていく様子に気付いた。

絵本に書いてある土の中の栄養が必要だということを知る。

事例に対する保育者の思い

こんなにどんぐりむしが好きなの?と保育士がびっくりする程、どの子も夢中になってどんぐりの皮をむいたり割ったりして、虫を見つけては歓声をあげていました。

虫が苦手だった子も、友達に「さわってみれば」と言われ、恐る恐るさわっている姿が見られました。

身近な自然物に触れることで、昨日との違い、変化、その不思議さを感じることができ、自然から多くのことを学ばせてもらっていると感じました。

どんぐりむしと自分達を重ね合わせ、おなかすいているんじゃないか、お母さんに会いたいんじゃないか、お家に帰してあげようという気持ちを持った子ども達。ステキだなと思っていました。

いつでも会えるようにお部屋に森を作ろうと言い出した子ども達と森づくりが始まりました。秋から冬、そして春まで、大きな木の下で遊んだり食べたり寝たりして、生活してきたりす組の子ども達。そんなりす組もあとわずか・・。

年中さんになっても、大人になっても、これからも自然に親しみ、大切にしていってほしいと思います。

あずみのしりつみなみほたかにんていこどもえん 安曇野市立南穂高認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 外山 實代
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1953.10.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8201 安曇野市豊科南穂高2856
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-1431 
FAX : 0263-72-1431 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 40人 4歳児 : 60人 5歳児 : 60人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月・火・水・木・金・土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ