2022年1月28日

テーマ：

水／空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

4歳児

ねらい：

・冬ならではの遊びを思い切り楽しむ
・雪や氷などに触れ不思議さや面白さを味わい、性質を知る
・友達や保育士に気づいたことや想いを伝えながら遊びを楽しむ

今年の冬は大雪が続いていますね。

雪や寒さも深まり、「信濃町の冬がやってきたぞ！」と感じます。

大雪ですぐに積もった雪を見て、「お外に行こう！！！」と大興奮。新雪の中をズボズボと歩いたり走ったり。子どもたちの体力に驚きます。

こちらは新雪に飛び込みました。何かのポーズらしいのですが、何かわかりますか？

正解は人のポーズ！「人の型ができるよ！」と何度も試していました。面白い発想ですよね。

早速できた雪山で、そりやおしりすべりを楽しむ子どもたち。

ぼこぼこコースや速いコースなど子どもたちが滑って発見！！！

「ここのコースこわいよ！」と共有して何度も挑戦しています。しかし、同じところを通っても全く同じではないところが自然の面白いところだなぁと感じます。

こちらは色水遊び。

「赤と青が混ざると紫だけど、赤と黄色が混ざったら何色かな」「オレンジ？」「茶色？」と色に興味が湧いてきたようです。

綺麗な色合いでお寿司屋さん、おにぎり屋さん、アイス屋さん、ポップコーン屋さんなどなど小さいお友達と一緒にごっこ遊びを楽しんでいました。

保育士の膝まで積もった雪を見て、「かまくら作れるんじゃない？」という一言から

みんなでかまくらづくり！

子どもたちと保育士、力を合わせて雪を積んだり、固めたりして、かんせ〜い！！！

「5人も入れるよ！」

ところが…

穴が埋まってしまうほどの雪が降り積もり、「とけちゃったの?」「雪で埋まっちゃったんだね」

と、すぐに穴の中の雪を掘ってそりで回収！！！

カチカチの雪で「ダイヤモンドみたい！」と宝石屋さんが始まっていましたよ！

毎日違う遊びが楽しめる大好きな冬！

明日はどんな遊びができるかなぁとワクワクしますね。

そり遊びの時、「ふわふわ雪だとゆっくりなんだよ」「遠くまで行けない！」とのこと。何度も何度も滑ってる子どもたちの発見です。

「こんな高いところからジャンプできるよ！」と思い切りジャンプ！！！

見ていたお友達も集まって勇気を出して。

実はこのジャンプ台の下はふかふか雪。

雪の質を見て”ここなら大丈夫”と安全かどうかを自分たちで判断しているのですね。

ふわふわ雪だと体全体を使ってダイナミックに遊んだり、少し水分の含んだ固まりやすい雪の時はかまくらや雪だるま作り。

そして、本気の雪合戦！！！

などなど自然と遊び方が変わっていくのだなぁと感じました。

たった1日の大雪で埋まってしまったかまくら。「またほったらいいじゃん」と前向きにスコップで掘ります。

スコップの持ち方や姿勢。道具の使い方も上手くなり、それを使ってどうしたらいいか考えやってみる姿がすごいなぁと感心しました！

かまくらに温泉もつき、「駐車場が必要だ！」

と、子どもたちだけで駐車場が整備されました。そりを車に見立て何台も停められるそうです。

ささっているスコップは「看板だよ！」と親切な駐車場に。

雪かきやお家ごっこなど生活の経験を活かして遊んでいます。さすがです。

残った色水を凍らせると、

「あ！中から水が出てきた！！」「凍ってなかったのかな？」「周りは凍っているよ」と氷にも触れ不思議そう。

「こんなに綺麗だよ！」

氷の中に雪を詰めるととっても綺麗で見惚れる子どもたちでした。

スコップを整理してくれているお友達。

「バラバラだよね」と気づき、みんなが残していったものを最後まで片付けてくれました。

みんなが使うものを大切に扱ってくれる良い姿、みんなに広がってほしいなぁと思いました。

昨年よりレベルアップした遊び方で冬を楽しんでいる子どもたち。

友達と一緒に何かを作る楽しさを味わい、言葉での伝え合いが多くなってきたと感じます。

思いの違いがあっても受け入れたり、主張したり、折り合いをつけたり。

遊びの中で学び、発信していく姿や小さいお友達にも優しく関わる姿など認めながら自信をもって年長組になりたいなぁと思います。

そして、豪雪地方のとっておきの保育の環境、冬や雪をおもいきり楽しみ性質に疑問を持ったり面白さを感じていきたいです。