2017年5月9日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／人・地域／食

年　齢：

1〜５歳児

ねらい：

・春の草花や小動物に触れて遊ぶ。

新年度が始まって一ヶ月が経ちました。子ども達はぽかぽかした陽気の中で元気一杯に遊んでいます。

この日は、みんなで農道に行ってきました。春の農道には子ども達にとって魅力的なものがたくさんあります。

ヒメオドリコソウを手にいっぱい集め、花束を作っています。

「この花綺麗だね。」「この花のみつは甘いんだよ。」

年上のお姉さんから豆知識を教えてもらいました。

かえるを発見。「あっ！あっちに行ったよ！」「捕まえるからよく見てて！」「あ〜逃げちゃった！」

必死に追う子ども達と必死に逃げるかえるの追いかけっこが繰り広げられています。

小さいお友達は、お兄さん、お姉さんの真似をして橋渡りに挑戦。

ハイハイで行けば僕たちにもできるよ。

危険がないように保育士も近くにいますが、子ども達も自分で危なくないように考えて渡っています。

そんなお友達の姿を見て「ゆっくりでいいからね」とお兄さんがやさしく声をかけてくれました。

「おっと危ない！」「ここは滑るから気をつけて。」

お姉さんに助けてもらいながらも、お姉さんが大好きでずっと手をつないでてもらっていた子もいました。

土のでこぼこ道、コンクリートの固い道、いろんな道を歩いて旧小学校までたどり着くと、桜がとても綺麗に咲いていて「きれー！」「おーき！（おおきい）」と子ども達から歓声があがります。

おやつの柏餅は園庭の桜の木の下で食べることにしました。

「風が気持ちいいね。」「いい天気で良かった！」子ども達が上を向いたその時、ちょうど強い風が吹き、桜が舞い散りました。「桜が降ってきた〜！」「すご〜い！」ととても嬉しそうでした。

未満児さんもおにぎりを食べながら、お兄さんお姉さんの柏餅を羨ましそうにチラリッ。

たくさん食べて遊んで大きくなろうね！

出発前に年長児が未満児のお部屋に向かえにきてくれました。

初めはどう接したらいいのかオロオロ。

小さいお友達が靴を渡すと、「靴履くんだよね？」と言って小さいお友達が履きやすいように靴を置いてくれたり、「（マジックテープを）ビリってやると履きやすいよ。」と教えてくれたりしていました。

いつもは「じぶんでやる！！」とはりきっている小さい子ども達ですが、今日はお兄さんお姉さんに手伝ってもらえてとても嬉しそうでした。

暖かいの日差しが続き、保育園の周りには春の草花や生き物達が見られるようになってきました。戸外に行くと「あ！ちょうちょだ！」「カエルだ！」「たんぽぽだ！」と子ども達の興味は尽きません。季節の変化に目を向けたり、気づいたりしていくことが出きるよう自然に触れる活動を多くし、季節感のある遊びを取り入れていきたいなと思います。また、年上の子は年下の子へのいたわりや思いやりの気持ちを感じたり、年上の子の活動をモデルとして憧れを持ったりなど、お互いに育ち合えるように異年齢の活動を大切にしていきたいと思います。