植物・生物 つくる ザリガニ釣り

2021年7月12日

テーマ:
植物・生物/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
身近な生き物に興味・関心を持ち、考えたり試したりしながらザリガニ釣りをする。

活動内容

「ザリガニってどうやって捕まえればいいのかな?」

「図鑑で調べてみよう・・・わかんないよ・・・」

「あ!魚釣りみたいにやったらいいんじゃない!!!」

「そーだね!そうしてみよう!」

「どのくらいの長さがいいのかな?」

「これくらいがちょうどいいと思うよ」

「前に魚釣りやった時、長かったもん」

「このまがっているのがよさそう」

竿にする棒はどのくらいがいいか自分の経験から考えて決めていました。

「紐の長さはどれくらいがいいかな?」

「紐は何使う?」

「ビニール紐にしよう」「たこの時の紐にしようかな?」

紐の長さを考えて、素材も自分で決めて作りました。

「紐つけるの難しいよ」

「できないよ・・・誰かやってよ」

「私できるからやってあげるよ」

上手くできないところは友だちが手伝ってくれました。

 

 

「できた!こうかな?」

「釣ってみよう」

 

「私ザリガニになるね」

「じゃあ、私が捕まえるね」

イメージはばっちりです!

 

「あ!ザリガニの餌つけてないよ」

「どうしよう。保育園にあるかな?」

「園長先生に聞いてみよう!」

 

「園長先生!ザリガニの餌ありますか?」

「するめとか、お米とか、煮干しです」

園長先生にするめをもらいました。

「給食の先生!ザリガニの餌ありますか?」

「お米か、煮干しです」

煮干しをもらいました。

 

次の日。

 

「準備オッケー!」

「ザリガニ釣りに出発だー」

 

「ザリガニいないよ」

「どこにいるの?」「どこどこ?わかんないよ」

「あ!いたよ!」

「先生!!!釣れたー!!!!」

「すごーい!」「どうやって釣ったの?」「ぼくも釣りたいよ」「ぼくが教えてあげるね」

 

「私、全然つれないよ、、、」「こっち来て!そこにザリガニいるから、そーっとね」

 

友達と助け合って、全員がザリガニを釣ることができました。

「ザリガニ可愛いね」「名前何にしようか?」「僕のは優しいザリガニだからザニちゃん」「いいね~」

「僕のは男か女かわかんないけど、まるちゃん」

名前をどうするか盛り上がっていました。

保育園に着くと保育園中を回って

「ザリガニつれたよー」「ぼくがつったんだよ」「私もつれたよ」

と自慢げに保育士や年下の子たちに見せていました。

保育園に帰ってから、もう一度図鑑を見てみると、オスとメスがわかりました。

飼い方も書いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

捕まえたザリガニをどうするか、みんなで考えました。

「飼いたい」「おうちに持って帰りたい」

ほとんどの子が同じ意見だったので、自宅や保育園で飼うことにしました。

保育士が「自分たちで世話をしなければいけないんだけどできるかな?大変かもしれないけど

みんながやらないと死んじゃうかもしれないんだよ」

と子ども達に聞いてみると、

自信満々に「できる!」と答えが返ってきました。

これからが年長さんがどんな姿をみせてくれるのか楽しみです。

子ども達のきづき

事例に対する保育者の思い

身近にいる生き物に興味を持っていて、園庭でも散歩先でも見つけたり、捕まえたり、観察したりしている姿が見られました。そこで、自分たちの住んでいる地域で様々な生き物に触れ、様々な経験をしてほしいと思い、以前から興味があったザリガニ釣りを計画しました。

全員が初めての経験だったのですが、子ども達には自分で考えたり友だちと協力したりしてザリガニ釣りの準備をしてほしいと考えていました。子どもたちは図鑑で調べたり、自分の魚釣りなどの経験から考えたりしながら試行錯誤して作ったり、友だちと助け合って釣ったり、自分たちでやったんだという気持ちがあり、満足感のある活動だったようです。

ながのしてらおほいくえん 長野市寺尾保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 北沢 仁美
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1968.4.1
認定日 2020.10.1
区分 保育所
住所 〒381‐1213 長野市松代町小島田3571
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐278‐3648 
FAX : 026‐278‐3648 
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ