2017年2月10日

テーマ：

水／空・天気／つくる

年　齢：

3歳児

ねらい：

・身近な自然環境に興味や関心を持ち、友達と一緒に楽しんで遊ぶ。

古間保育園の子ども達は毎日元気に雪遊び！

園庭には、年長さんが作ってくれた雪山があり、年少児も登ったり滑ったりと楽しく遊ばせてもらっていたのですが…。

なんと連日の雪により埋もれてしまい、小さな雪山に。

そこで立ち上がった年少児！

「よ～し！大きな山、つくるぞ～！」

保育士がスコップで集めた雪を押し固めていると…。

「何やってるの？」「手伝うよ！」

応援隊がやってきてくれました。

みんなで力を合わせ、なんとなく雪山が形になってくると…。

「あ！これ、富士山にしようよ！」

「富士山ってなぁに？」

「おっきいお山だよ！」

ということで、みんなで力を合わせて富士山づくりがスタート。

ちなみに、この日の成果は…

こんな感じ！

しかし、まだまだ満足せずの年少児。

今日もスコップ片手に富士山づくりが始まりました。

黙々と雪を集め、固めていきます。

保育士の姿を真似て、スコップ隊も登場！

手つきが素晴らしいですね…！

いつもお家の方がやっているのを見ているのかな？

また、たくさんの雪が必要ということで、

「ソリで持ってくるよ！」

と、雪運び屋さんも登場。

力仕事の後は、ソリの枕と雪のお布団でちょっと休憩。

そしてついに、富士山が完成！

ふわふわの雪もしっかりと固まりました。

それからみんなで富士登山。

「うわぁ～！滑る～！」「助けて～！」

しっかり固められた富士山はつるっとしていて、なかなかスリリング。

「はぁ～。登れた～。」

ようやく登頂すると…

「いくよ～！」「せ～の！」

ジャーンプ！！

登っては滑り、登ってはジャンプし…と、古間保育園にできた小さな富士山でめいっぱい遊びました。

毎日の雪遊びで、少しずつその日の雪の様子が分かってきた子ども達。

「手で押して固めればいいんだよ！」

「ぎゅっと強く押して！」

「あ！わかった！」

「山に登りながら固めていけばいいんだ！」

体の重みでより雪が固まっていくことを発見！

「こっちのふわふわの雪を使えばいいんじゃない？」

「すぐ持ってくね～！」

踏み固められた雪はうまく運べないし…

スコップ隊もいい方法を発見！

小さな子ども達ながらも、どうすれば大きく、壊れない山ができるのかと自分なりに考え、友達と声を掛け合いながらせっせと富士山づくりに励んでいました。

毎日の雪遊びが恒例となり、それをとても楽しみにしている子ども達。

ふかふかの雪を踏み分け道を開拓したり、ソリ滑りをしたり、雪合戦をしたりと、たくさんの雪と触れあう中で、その日ごとの雪の様子にも少しずつ気付けるようになりました。

また、年少児は友達との関わりが段々と深くなり、同じ目的のもと一緒に遊ぶ姿が多く見られるようになってきています。

これからも、信濃町の冬ならではの遊びを満喫しながら、子ども達同士が色々な思いを共有し、満足感や達成感が十分に得られるような保育環境を整えていきたいと思います。