2020年6月5日

テーマ：

土／植物・生物／水／人・地域

年　齢：

5歳

ねらい：

・自分たちで捕れそうな道具を選んで、おたまじゃくしを捕ってみる。
・おたまじゃくしの形、大きさ、感触など興味関心を持って観たり、触れたりする。
・田んぼを提供してくれる仲田さんに親しみを持ち、挨拶をしたり話したりする。

・園の近くの仲田さんの田んぼにおたまじゃくしを捕りに行きました。

・出発前、自分たちで使えそうな道具を1つ選んで持って行くように伝えると

「これだと水が抜けるから捕りやすい。」とザルを選んだ子。それを見て真似してザルを選ぶ子がいて

ザルはすぐに売り切れました。

そっとすくってみると・・・

「なにか捕れた。」「小さいおたまじゃくしだぁ。」

「ねぇねぇ見て。」「2つも捕れたよ。」

「あっ！あそこにいる。」「ジョウロじゃ捕れないなぁ。」

おたまじゃくしだけじゃなく、ホウネンエビ、ヤゴも捕まえてきました。

保育園に戻って飼育箱に入れて観察。

「おっ！こいつ足が生えてるぞ。」「大きくな～れ！」と見つめています。

たくさん捕れた子もいれば、あまり捕れなかった子もいました。

そこで、次の日リベンジでまた田んぼにでかけました。

昨日道具選びに失敗した子ども達も今回は考えて選んでいました。

途中、仲田さんのおじいさんに会うと「今日は水を多くしといたで、捕りやすいぞ！」と

教えてくれました。

「あぁ～今日は捕れたよぉ」「すごいじゃん。」

おっと！夢中になりすぎて田んぼに足がズボ‼

やっぱり期待は裏切りませんね(^^♪

「こっちの方がたくさんいるんじゃない？」

水が濁ってくると場所を変えてみます。

「ホウネンエビ、手でも捕れるよ。」

・2回目で慣れてきたこと、道具選びの良さ、仲田さんの後押しのおかげで

たくさん捕ってくることができました。

・水の中の生き物を捕まえるにはザルのような水が抜ける道具がいいんだね。

・田んぼにはおたまじゃくしだけでなく、いろいろな生き物がいるんだね。

・おたまじゃくしは大きくなると足が生えてくるんだ。

・水がたくさんある方が捕りやすいんだ。

・道具も保育士が教えるのではなく、自分達で選んでみてやってみて感じることができたことはよかった。

・水の量が多いとおたまじゃくしが捕りやすいことを職員も知ることができました。

・大事な田んぼを子ども達に使わせてくださり、水の調節までしてくださった仲田さんに感謝です。

・手を入れておたまじゃくしを捕まえたり、田んぼの中に足がはまってしまったりする貴重な体験もさせてもらうことができました。

・捕ってきた生き物は大事に飼育し、成長、変化を見ていきたいと思います。