2020年3月2日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

3歳児

ねらい：

・雪や霜、氷など身近な冬の自然に触れたり見たりして親しみを持つ。
・気の合う友達と関わりながら一緒に雪遊びを楽しむ。

比較的雪の多い飯綱町ですが、今年は暖冬ということもあり中々雪が降らず・・・。「早く雪降らないかな～」「雪たくさん降ったら雪遊びしようね」「僕はオラフ作る！！」という子ども達の声が。そんな子ども達の願いが届いたのか雪が降り、やっと子ども達念願の雪遊びを楽しむことが出来ました。

登園してくると真っ白な園庭に目をキラキラさせていた子ども達。「早く遊びたいな～」と言わんばかりに外を眺めていました。身支度を整えて、いざ雪遊び！！

「何しようかな～？」「一緒に遊ぼう」と子ども達。まずは雪の上を歩いてみることに・・・。

「さくさくって音した！！」「道になったよ～」とびっくり！歩くスピードはどんどん速くなっていき出来ていく道に満足そうな子ども達です。

雪を手に取ると思わず「つめたーい！！」「手赤くなった！」とこちらでもびっくり！冷たいけど遊びたい！どうしようか考えた子ども達。時々手にふーと息を掛けたり友達と手をつないだりしながら遊んでいました。「こうすればあったかいんだよ」と気付いたようです。

別のところから「せんせーい見て！！！」と呼ばれたので行ってみると

「氷見つけたの！」と嬉しそうに話す子ども達が。「こうすると先生やお友達見えるんだよ」と教えてくれました。氷一つも子ども達には楽しい遊び道具になっていました。

また、別のところでは

何やら真剣な様子。なにしてるのかな～？と見ていると「オラフ作ってるの！！」「オラフの体は３つだから３人で１個ずつ作るの。それをくっつけるんだよ」と教えてくれました。しかし、雪玉を３つ重ねるのは中々難しくすぐに崩れてしまいます。どうしよう？と考え、上からぎゅっと押したり、雪を付けてみたり、雪玉を作り直したりと試行錯誤していると・・・。

「出来た！！！」子ども達の思いが伝わったのか、素敵なオラフが出来ました。そして、「みんなーオラフだよー」と自慢げな子ども達でした。この後は、どうしたらオラフが溶けないかみんなで会議。「ここに置いておいたら溶けちゃうよ」「踏まれちゃうかもしれない」「滑り台の下は？」「持ったら壊れちゃうよ」「たくさんのお友達が見えるところ」などなど。話した結果、近くの土管の中に入れておくことにしました。日陰なら溶けないかもね！お友達にも踏まれないかもね！でも、ここに置いてあることは子ども達の秘密です。

他にもそりをしたり、霜柱を踏んだり、雪合戦をしたり、子ども達の腰の高さくらいになる雪玉を作ったりと全身を使ってこの時期ならではの雪遊びを楽しみました。真っ白な園庭には、いつもと違う楽しさや面白さ、発見でいっぱいです。

「また雪が沢山降って雪遊びができますように」子ども達のお願いまた届くといいね。

・雪の上を歩くと足が埋まってしまう。

・雪の上には足跡がつく。それは色んな形がある。

・「こうすると雪がもっときらきらに見えるよ」

・雪は触るととっても冷たい！すぐになくなってしまう！でも、手袋をすれば大丈夫！！

・この時期ならではの雪遊び。今年は雪があまりありませんが、雪や氷、霜などに触れたり、丸めたり投げたり滑ったり歩いたりなど子ども達の楽しさや面白さに共感しながら冬の自然にさらに親しみが持てるようにしていきたい。また、これから花や虫など春の自然への移り変わりにも気付いていけるような機会を設けていきたい。

・オラフづくりのような子ども達が「やりたい」「やってみたい」という気持ちが持てるような環境づくりや遊びこめる時間を保証し、子ども達が自分たちで考えたり、試せる機会を作っていけるようにしたい。