人・地域 食 つくる 餅つき会、楽しかったね

2021年12月24日

テーマ:
人・地域/食/つくる
年 齢:
全年齢
ねらい:
・おこわがもちになる過程を見て、もち米への興味関心を高める。
・臼と杵を使った昔ながらの餅つきを体験し、伝統行事に親しむ。

活動内容

毎年恒例の餅つき会を12月に行いました。

朝、蒸したおこわが給食室から届きました。湯気が立ち上る熱々のおこわ。
園長先生がおこわをクラスに運んで見せてくれました。
「いいにおいするね」「これがおこわっていうんだよ」「あちちだね」

みんなでおこわを見たら、いよいよ餅つきの始まりです。臼の中におこわを入れ、バスの運転手さんたちが杵で五分つきくらいにお米の粒をつぶします。そして、勢いよく杵を振り上げて、「よいしょー!よいしょー!」と子どもたちは声援を送ります。保育園中にお餅をつく音と、子どもたちの歓声が響き渡りました。

次は子どもたちがお餅をつく番です。エプロン、三角巾、マスク、手洗いと身支度を整えて準備完了

周りのお友達が応援する中、ぺったんぺったん、お餅をつきました。「がんばれ、がんばれ」「だんだんつぶつぶがなくなって、お餅になってきたね!」

 

3歳未満時の子どもたちもお餅を触ったり、匂いを嗅いだりしました。「いい匂いだね」「ちょっと触ってみよう」「手にペタペタくっつくね」

「杵って重たいね!持ち上がらないよー」

 

つき上がったお餅は、園長先生がお飾りにしてくれました。「またお正月になったら鏡餅を飾るから見てね。」

 

子どもたちは、給食室で作ってもらったお餅を食べました。3歳未満児さんはおはぎです。みんな喜んで食べていました。

「おいしかったよ。また作ってね」

子ども達のきづき

<においを嗅ぐ>
おこわのにおいをかぐ。蒸したてのおこわの蒸気、熱さを感じる。
<見る>
おこわがだんだんお餅になっていく様子を見る。
<音を聞く>
餅を搗く音を聞く。大人がつく音と、子どもがつく音は大きさが違うことを感じる。
<触れる>
ついたお餅を触って、ぺたぺたした触感を感じる。杵の重さ、餅をついた時の感覚を知る。
<味わう>
つきたてのお餅のおいしさを感じる。

事例に対する保育者の思い

家庭では、お餅を買ったり機械で作るご家庭も多いと思います。
昔ながらの臼と杵を使った餅つきを、お友達や先生たちと楽しく行う事は貴重な体験だと改めて感じました。
餅つきは、匂いを嗅ぐ、見る、餅を搗く音を聞く、味わう、触れるなど、五感を全て使って感じる事ができる、豊かな経験だと思います。
これからも、伝統行事など、豊かな経験ができるよう、配慮していきたいと思います。

いいづなちょうりつさみずっこほいくえん 飯綱町立さみずっ子保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 矢野 泉
運営法人 飯綱町
運営法人代表者名 飯綱町長
園の設立日 平成28年11月28日
認定日 2017.10.27
区分 保育所
住所 〒389-1206 上水内郡飯綱町普光寺170-4
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-253-8800 
FAX : 026-253-5500 
MAIL : samizukko-hoiku@town.iizuna.nagano.jp
ホームページ http://www.town.iizuna.nagano.jp/14/115/4943/index.html
定員数 未満児 : 24人 3歳児 : 20人 4歳児 : 23人 5歳児 : 23人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:00~19:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ