2020年2月20日

テーマ：

空・天気

年　齢：

０、１歳

ねらい：

・冬の自然に触れ、美しさや不思議さを感じる。
・冬の自然物を見たり触れたりして、新しいことの発見を楽しむ。

毎日部屋の窓から外を見て、

「お外にいるよ」と、園庭で遊んでいる幼児組のお友達を見たり

「雪ある」「雪ない」「お外白い」と、雪の様子をチェックをしています。

そして　今日はどうかな　外を見てみると、、、

「白いよー」と嬉しそうな声が聞こえてきました。

お仕度をしてさぁ外へ出発！

わずかな積雪ですが、子ども達にとっては雪で遊べることが嬉しいようです。

雪の上を走ってみよう！

わぁ〜　きゃあ〜　可愛い歓声が響きます♪

広い園庭を思いのまま走り、心も体ものびのび。解放感いっぱいです。

小さな足跡が雪の上に残ります。

どて！

つまづいて一人のお友達が転ぶと、二人のお友達も真似っこ。

雪がいいクッションになっているようですね。

「ふわふわだね」

「つめたいね」

こちらでもゴロン！

「つめたい」と顔をくしゃくしゃにする男の子。

この女の子は勢いよく寝転ぶと

ゴロゴロ〜と転がっています。

手で触れるだけでなく、体全体を使って楽しむようになってきました。安心して雪に飛び込んで遊ぶ姿に嬉しくなります！

小さな小さな雪山を見つけたお友達。

登ってはみたものの、ふかふかの雪に足がとられ”どうしようかな”そんな声が聞こえてきそうな女の子。

でも大丈夫！

自分でおりる場所を決めると、しっかり足元を見ながら　ゆっくりゆっくり　おりていました。

このお友達は勢いよく登ると

お尻をつけて　ずりずり　と降りていましたよ。

「すべりだいだよ」

お尻をつけると、両足で蹴って降りています。

お友達を見ていて、”わたしも”と同じようにおりるお友達もいましたよ。

それぞれにバランスをとりながら、遊びの中で自分の体の扱い方も上手になっていきます。

この日の雪はよく固まったので、こんな遊びも♪

保育士が雪玉を作ると、一緒になって雪をかためたり

固めていると思ったら、保育士に手を添える可愛らしい場面も見られました！ほっこり。

自分で雪玉を押してこんなに大きな雪玉もできましたよ。

雪玉を落とさないように両手と体の間にはさむお友達。

保育士が雪を持つのを見て、同じように持ってみたお友達。なんだか”嬉しくてたまらない”そんな気持ちが伝わってくるようです。

先生と同じだね！雪持てたね！

雪を持って、手を確認しては

ぽいっ　と投げることを楽しむ男の子もいましたよ。

空の容器を用意してみると、、、

雪を掴み入れてみているお友達。手袋にもだいぶ慣れて、細かい動きもお手の物です。

いくつもカップを並べて、入れては出して、入れ替えることも楽しみます。

落とさないように入れるにはどうしたらいいのかな。よく見て、カップをくっつけることを思いついたようです。

「あいす、おいしい」

と、食べ物に見立てるお友達。

カップを雪の上にぐっぐっと押し当てて

ぎゅーっと力を入れると、、、

「せんせい」

“見て”と立派な大作の完成です！

雪遊びをするなかで、何度も雪に触れ感触を確め、「つめたい」と、顔をくしゃっとして表したり自分の心と体両方で感じとる経験をしています。冷たさ、ふわふわした感触、固まったり崩れたりという変化など、その時々の気づきや気持ちを自らの感覚や感性で伝えている子ども達です。

感じ取ったことを自分なりに表してくれる子ども達。保育士が一緒に遊び声をかけ味わうことで、”雪”の楽しさ、不思議さ、魅力に気づいているようです。こうした経験を積む中で、子どもの豊かな情感を育くみ、更に周囲のいろいろな事象に気づいてけるように関わっていこうと思います。