植物・生物 人・地域 食 大きな音がしたね。お餅つき

2020年2月5日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食
年 齢:
全園児
ねらい:
日本の伝統行事である餅つきを、臼、杵、もち米に触れながら、大勢の人と楽しむ。
におい、見た目、音など五感を使ってもち米がどうやって餅になるかの過程を知る。

活動内容

毎年恒例の餅つき会が行われました。

エプロン、三角巾、マスクの身支度を整え、遊戯室に子ども達が集まってきました。

給食室から蒸したもち米が届きました。湯気が立ち、もち米のにおいが漂ってきます。「わ~お米だ」「お米と違う匂いがする~」「見せて~」「触ってもいい?」と、わくわくした子ども達の声。

まずは、バスの運転手さんが、杵で5分つきくらいまでつぶします。

そして、バスの運転手さんが杵を大きく振り上げました。「よいしょ~」「がんばれ~」と子ども達の声がたくさん聞こえてきました。声援に合わせて杵が大きく動きます。2歳児さんは、自分がお餅をついているかのように、一緒になって手と足を動かしていました。

途中で「お餅はどうなっているの?見たいな」お餅に興味津々の子ども達。

園長先生が、餅を持ち上げて、子ども達の周りをまわって見せてくれました。「まだつぶつぶがあるね~」

もち米がだんだんとお餅になっていく様子を見ることができました。

今度は子ども達の番です。年長・年中・年少の順に、2人1組で10回ずつつきました。


ついたお餅は園長先生に鏡餅にしてもらい、鏡餅の由来について子ども達にお話ししてもらいました。

1月になったら玄関に飾ります。

 

 

 

給食はごまときな粉のお餅です。いつもよりたくさん食べた子も。みんなお腹いっぱい食べました。お餅が苦手な子も、みんなで力を合わせてついたお餅とあって、おいしく食べることができました。

3歳未満児さんはおはぎをおいしくいただきました。

 

 

 

子ども達のきづき

もち米とうるち米の違いが匂いや見た目で分かる子もいました。もち米の状態から、餅になる過程を知ることで、より餅つきに興味を持ち、餅が苦手でも、餅を食べることができた子もいました。

事例に対する保育者の思い

日本の冬の伝統行事の餅つき。臼と杵を使った餅つきは、家庭では経験することがだんだん難しくなってきました。保育園で実際に餅つきをすることは伝統行事を伝える上で貴重な経験と考えます。

蒸かしたもち米のにおいを嗅ぐ、だんだんと餅になっていく過程を見る、臼と杵でつく餅の迫力のある音を聞く、実際に杵で餅をつく。これらの経験を通して餅を身近に感じ、食欲がわき、餅が苦手な子もおいしく食べることができました。実際に食材に触れる経験はとても大切だと改めて感じました。

ついた餅をお供え餅にし、正月の伝統行事を伝える場にもなりました。今後も、日本古来の伝統行事を大切にし、子ども達に伝えていきたいと思います。

いいづなちょうりつさみずっこほいくえん 飯綱町立さみずっ子保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 矢野 泉
運営法人 飯綱町
運営法人代表者名 飯綱町長
園の設立日 平成28年11月28日
認定日 2017.10.27
区分 保育所
住所 〒389-1206 上水内郡飯綱町普光寺170-4
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-253-8800 
FAX : 026-253-5500 
MAIL : samizukko-hoiku@town.iizuna.nagano.jp
ホームページ http://www.town.iizuna.nagano.jp/14/115/4943/index.html
定員数 未満児 : 24人 3歳児 : 20人 4歳児 : 23人 5歳児 : 23人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:00~19:00
延長保育の有無 要問合せ
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保育者募集 要問合せ