2019年10月22日

テーマ：

植物・生物／人・地域／食

年　齢：

3歳～５歳

ねらい：

・上村の伝統食であるそばの育つ様子を知り、刈り取りを体験する。
・地域の方にそば作りを教えていただき、収穫を喜ぶ。

昨年に続いて、そば作り名人の岡井さんが今年も教えに来てくださいました。

種まきから収穫、脱穀、そば打ちと約一年をとおして子どもたちに教えてくださいます。
今年はお家の方に、お手伝いも兼ねて体験してもらうことにしました。
事前に畑の手入れをしてくださり８月に種をまきました。

種をまきます。片手に握り、ぱあっと腕を振りながらまきます。

４５日ほどすると白いかわいい花が咲き、みるみる背が伸びてきました。

埋もれそうです。

１０月。そばの実がだいぶ黒くなりいよいよそば刈りです。今年は台風の影響もなく倒れずにいてくれました。
子ども達は束にした茎を持ってやさしく引き抜きます。

お母さんたちも初めての体験です。

抜いたそばの根元を岡井さんが刈って二つの束にして、ばってんになるようにまとめます。
これをはざに掛けて１０日ほど干します。

まだ青いそばの実もあります。
今回はここまで。雨が降ったため、もう少し干します。

小さい種だなあ。いっぱい蒔いていいのかな。

かわいい花だね。
かくれんぼできちゃうぞ。

ちょっと握ってやさしく抜くんだよ。

みてみて岡井さん、こんな感じでいい？

重～い！！早く写真撮ってえ！

はい、どうぞ。いっぱい運んだよ。
子ども達は何度も運びます。

できた！きれいなはざ掛けが完成です。

地域のかたから教えていただくそば作りをとおして、上村のことを少しずつ知ってもらいたいと願っています。
手間ひまをかけて作るそばがおいしかった、だけで終わらないように、一つ一つの作業を思い出して味わえたらいいなと思います。
まだこれから脱穀があります。どんなことをするのかな？楽しみにしている子ども達です。