水 空・天気 人・地域 つくる 雪遊びって楽しいね!

2017年12月22日

テーマ:
水/空・天気/人・地域/つくる
年 齢:
4歳児
ねらい:
・雪や氷など、冬の自然物に触れたり興味を持ったりする。
・冬ならではの自然に親しみ、楽しんで遊ぶ。

活動内容

この時期の毎日の楽しみ、雪遊び!
今日も身支度をパパっと済ませ、園庭へと駆け出す子ども達。
ブーツにウェアーを被せるのも、バッチリ!
「雪が入らないように…!」
手袋もウェアーの中に入れ込みます。
雪遊びを毎日のように楽しんでいる子ども達は、自然と身支度の仕方や雪遊びの知恵も身に付いているんですね。

 

さて、こちら…、覚えているでしょうか?

そうです。
夏から秋にかけて子ども達と作っていた木のお家です。
当時はこんな感じ↓でしたね。

この木のお家にも雪が積もりました。
「わ~!雪のお家になった~!」
中に入ってみると…

「いい感じ~!」
「でも、(屋根に)隙間が空いてるよ!」
ということで、素敵な雪のお家にするべく、動き出した子ども達!

バケツに雪をいっぱい詰めてお家の材料を運びます。

その雪をギュッと固めて屋根へ乗せたり。

「あ!砂が見えてる!」
砂を隠すように雪で地面をならしたり。

こんな感じで、少しずつ雪のお家の改修が始まっています。

 

 

子ども達のイメージに合わせて様々に遊びの形を変えていく雪。
他にもこんな様子で毎日楽しんでいます。

いい感じにしなった木の棒を雪の上に垂らし…、釣り!

木の枝を手に園庭をぐるっとお散歩。
「除雪車で~す!」
信濃町ではこの時期毎日のように見ることのできる除雪車。
子ども達にとっても身近な存在なんですね。

こちらでは、他のクラスのお友達が大きなかまくらを作っていました。
それを見ていた、たんぽぽぐみの子ども達。
「僕たちも大きなかまくら作りたい!」
ということで、スコップを手にかまくら作りが始まりました。

「雪がいっぱいあるところ…。」
「ここにしよう!」

「雪を固めて…。」
「お友達のより大きくしたいな~。」

「よし!このくらいかな!」
保育士と一緒に穴を掘り、仕上げへ。

 

「できた~!」

一人サイズのかまくらでしたが、自分たちで作ったかまくらに、満足そうな表情の子ども達でした。
やはり、自分の力で作り上げたものには一層の嬉しさや達成感がありますよね。

疲れたらちょっと休憩。
「ふかふかの雪の上に寝ると気持ちいいよね。」
「わっ!眩しい~!」
「空が綺麗だよ!」

「ねぇ、埋めて~!」
雪に包まれる心地よさを知っている子ども達は、お友達同士こんな姿もよく見られます。

「見て!大きな氷みつけたよ!」
大きな氷は子ども達にとって貴重で大切な宝物。
落としたら割れてしまうということも分かっているからこそ、大事に扱ったり、そーっと運んだりしているんですね。

子ども達のきづき

おままごとをしていた子ども達。
雪に砂を混ぜると、なんと美味しそうなハンバーグ色に!
「次はこうやって…こう!」
作り方を教え合いながらハンバーグ作りを楽しんでいました。

「見て~!こんなのあった!」
前日に使ったバケツに残っていた雪が、なんとまん丸の綺麗な氷に!

「霜柱あったよ!」
“霜柱”というものも、日々の触れ合いの中で子ども達にとって身近なものとなり、自然と名前が出てくるようになりました。

 

「今日の雪、固まるよ!」
雪質の違いに気づき、遊びも変わっていきます。

「大きな雪だるまできた~!」
「お父さん雪だるま!」
木の枝で作った表情がこれまたいい味を出していますね。

 

 

雪玉を転がすと、雪だるまができたけど…
「僕も転がって行ってみよ~っと!」
「雪だるま~!」

「雪だるまにならなかった…。」
子どものかわいらしい発想と行動にほっこりした一場面でした。

 

さて、“雪が降る=クリスマス”な子ども達は、
「もうすぐサンタさん来るね!」
と、その日を今か今かと待ちわびています。
お部屋も、
「サンタさんが来てくれるように!」
「サンタさんがたんぽぽさんを見つけてくれるように!」
と、クリスマスモードになっています。

そんな中、12月21日に黒姫童話館の方がいらっしゃり、子ども達にクリスマスにちなんだ紙芝居を見せてくれました。

じ~っとお話の世界に入り込む子ども達。
クリスマスへの期待も一層高まります。

他にもいくつか面白いお話を披露してくださり、笑ったり、声をあげたりと楽しそうな子ども達でした。
素敵な時間をありがとうございました。

事例に対する保育者の思い

本格的な雪遊びシーズンがやってきました。
毎日の楽しみにもなっている、雪遊び。
子ども達は日々、色々な事を見て、聞いて、触れて、感じています。
そこから生まれたイメージを、様々な形に変容しながら遊ばせてくれる雪(自然)だからこそ、子ども達は雪遊びが大好きなのではないかと思います。

これからも、子ども達のイメージを十分にいかしたり、引き出したりしながら遊び込んでいきたいと思います。
また、そんな中から、友達同士で考えたり、話したり、聞いたりする機会を大切にし、友達関係を深め、お互いを認め合えるよう、保育環境も整えていきたいと思います。

しなのちょうりつふるまほいくえん 信濃町立古間保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 丸山 友紀
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1967.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1312 上水内郡信濃町大字富濃2058
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-2201 
FAX : 026-255-2201 
MAIL : furuma-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 22人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ