2017年11月22日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／人・地域

年　齢：

４歳児

ねらい：

季節の移り変わりに興味を持ち自然の変化に気付きながら遊ぶことを楽しむ。

明日は勤労感謝の日ということで信濃町の保育園ではカレンダーを作り、各家庭や地域で検診等でお世話になっている歯医者や役場にカレンダーを届けました。

「いつもありがとうございます」

と元気に挨拶をすると笑顔で「飾らせてもらいます」と言ってもらい喜んで保育園に帰ってきた子ども達です。

保育園でもいつも給食を考えてくれる栄養士の先生。

給食を作ってくれる調理師の先生にカレンダーを渡しました。

勤労感謝という言葉は子ども達には難しいかもしれませんが自分達の為に働いてくれる人たちの存在に気づき言葉で「ありがとう」を伝えることが大切なことを話しました。

給食の時間、いつも部屋で一緒に食べてくれる給食の先生が部屋に入るなり子ども達から

「いつもおいしい給食ありがとうございます」

と声が上がり勤労感謝の意味を子ども達なりに理解していることを感じ嬉しくなりました。

信濃町に初雪が降りました。

『山に3回雪が降ると里に雪が降る』

と言われていることを子ども達は知っているので山が白くなる度に

「先生、後1回降ると保育園にも雪が降るね。」

と雪を心待ちにしていました。

太陽の光に照らされて雪がとても綺麗ですね。

そんな雪を見る子ども達の目もキラキラしています。

さあ、雪遊びの始まりです。

雪を固めて雪玉をつくったり、水たまりの中に雪を入れたりと思い思いに遊び始めました。

「先生雪玉出来たよ」

と始めは小さかった雪玉もだんだん大きくなっていきます。

「重たいから誰か手伝って」

と友達に声を掛けると誰か誰かが手伝いにきて一緒に雪玉を転がしてくれます。

「先生、雪だるま真っ黒だね」

と完成した雪だるまは砂まじりの雪だるまでしたが、子ども達は作り上げた満足感でいっぱいでした。

一日で溶けてしまった雪ですが溶けた雪が今朝は凍ってまた新しい遊びが広がっていました。

水たまりの氷を割ってはすくい上げて「ここの氷厚いよ」と持ってきては見せてくれます。

そのうちに

「先生きのこついてた！！」

と持ってきてくれた氷を見ると本当にきのこの形の氷が並んでいました。

どうやって見つけたのか聞いてみると取った氷をひっくり返してみたらきのこが生えてたそうです。

それから取った氷をひっくり返しては葉っぱがついた氷を発見したりと様々な発見を友達と楽しんでいました。

これから気温が下がって冬ならではの自然事象で遊べるのが楽しみです。

いよいよ初雪が積もりました。

信濃町は雪が降ることで、誰の目から見ても季節の移り変わりを感じることが出来ます。

そんな季節の移り変わりを感じながら今しか出来ない氷遊びや雪遊びを思い切り楽しみ、本格的な冬に向けてさらに遊びが発展しつながっていくと嬉しいです。

その中で子ども達が感じた気持ちや様々な発見を周りの子ども達にも共有ながら子ども達の遊びの世界を見守っていきたいと思います。