2023年1月27日

テーマ：

土／水／空・天気／つくる

年　齢：

４歳児

ねらい：

・自然の変化を感じ、友だちや保育士と一緒に共有しながら遊ぶことを楽しむ
・冬の自然を見つけ遊びに取り入れて楽しむ

ある日の朝、園庭の水路にうっすらと氷が。

さっそく触れて、集めて、遊ぶ子どもたち。

ふんでみたら・・・・「ぱきって音した！」

「葉っぱも凍っちゃった」

「ねー 先生　手も凍った！！」

・・・と、手がすっかり冷えてしまいました。

すると・・・

「ねぇ 手 本当に凍らせたい！」　と、子どもたち。

さすがに自分の手は・・・と、

使い捨て手袋で代わりの手を用意。

１つは机の上、 １つはフックにかけておきました。

「まだ、ぶにょぶにょ〜」

明日は どうなってるかなー！？　と

期待たっぷりで降園していった子どもたち。

次の日の朝、さっそく見てみると・・・

「氷、できてたー！」

手は どうなったかな・・・？

「わー！！　手、凍ったぁ！！」

「あれ？」

「ぶらさがってるのは、ぶにょぶにょのまんまだよ！？」

「なんでぇ！？」 と 子どもたちもびっくり。

凍った手も完全には取り出せず・・・

「変なポーズしてる〜!」

園庭を見てみれば、地面もカチコチ。

葉には しもがおりて白くなっています。

白い葉っぱだけ集めたいのに、触ったらとけちゃう。

なるべく 触らないように、そーっと集めます。

地面には霜柱もありました。

「ザクザクだぁ！」

「地面の氷たくさん！」

様々な発見をした 子どもたち。

もっと色んなことが 知りたくなりました。

「ぶらさげてたところの下ならどうなる！？」

「氷を入れた氷ってできるのー！？」

「お水に入れてたら　手の氷、指が細くなっちゃった・・・」

「ひかげにしたら、凍るかな?」

「木の実も入れたらどうなる？」

「砂も凍らせたい！」

「泥水も凍るかなあ」

「お湯も置いてみる」

まだまだ、氷の不思議さを じっくり楽しめそうです。

様々な「どうして？」を自分の目で見て、手に触れて考えていた子どもたち。

言葉とはまた違う、実体験を通じた『具体的な学び』をしていたように思います。

たくさんの「なんで？」「どうして？」を大切に、驚きや発見を共有しながら、遊びが深まっていったら良いなと思います。