2022年6月17日

テーマ：

土／植物・生物／水／人・地域

年　齢：

3～５歳児

ねらい：

・泥・水の感触を味わい、楽しむ。
・田んぼの変化・様子に気付く。

三穂保育園では毎年園庭の端に田んぼを作り、そこでお米作りをしています。

今年も田んぼ作りの時期がやってきました。

草ボーボーだった田んぼに水をバケツで運んだり、塩ビ管を工夫しながらつなげて流したりして、田んぼに水が入っていくことを楽しみます。

水が入ると「水がいっぱいになった！」と満足気。

「ねぇ、入っていい？」と喜んで足を踏み入れ、草を取ったり、シャベルで穴を掘ったりしていると大きな穴が‼

「落とし穴だ～！」と面白がって歩き回ります。

（保護者会に協力してもらって耕し、保水の薬も混ぜました。）

土と水を合体するぞ～！と足でフミフミ！

「あっ！ここに石がある。」「ここはちょっと硬いなぁ・・・」

そしていつの間にか泥んこ相撲大会を開催！

「はっけよ～い、のこった・のこった・・・」

やった～横綱に勝った～～～！

泥んこの中でバランスをとるのってむずかし～い・・・大人でも・・・

準備OK！子ども達のおかげでしっかり土がこねられたいい田んぼができました。

「３本指で持つんだよ」と教えてもらって挑戦！　「これでいいんだよね。」

植えることに少し慣れてくると「おもしろい・・・」とドンドン作業がはかどります。

年長さんが植えるのを見ていた小さいお友だちも入って挑戦します。

「３つの指で持って、この紐のところに植えるんだよ！」と年長さんが教えてくれています。

お田植えできたぞ～「ばんざ～い！」

・田んぼに水を入れよう。

「田んぼに草がいっぱいだぁ」「これじゃお田植えできないな」

「バケツにいっぱい水入れたら重たいなぁ」「これで水流せばいいんじゃない？」

「ここから水がこぼれてる・・・土で固めたらいいんじゃない？」

・水が入った田んぼの中で。

「ヌルヌルする」「気持ちいい」「あったかーい」

「あっ、ここにまだ石がある。」「ここはちょっと硬いな」

・お田植え

「３本指ってこうやって持つのかなぁ？」「紐の所に植えるんだよね。」

「だんだん田んぼになってきた！」

＊泥んこ遊びから

・田んぼに水が加わるにつれて、様子や感触が違うことに気付いていった子ども達、遊びながら徐々に田んぼらしい田んぼになっていった。

＊散々遊ぶと泥んこ遊びの場からー田植えの場に・・・

保育園の園庭に作られている田んぼで、例年行う米作り。年長児が地域の田んぼに出かける行事としての田植えとはまた違い、全園児が遊びとして関わっていることで、昨年の様子を覚えていたり、一から田んぼを作り、たくさん泥んこに触れて親しんだからこそ、「次は田植えだ！」と気持ちが向いていったように思う。