火 人・地域 食 心待ちにしていた焼き芋会

2021年11月12日

テーマ:
火/人・地域/食
年 齢:
3~5歳児
ねらい:
・地域の方や小学生と一緒に焼き芋会をして、秋の恵みを満喫しよう。

活動内容

秋が深まり、中条地区は周囲の山々が紅葉で彩られ、北アルプスはうっすらと雪が積もり、とても綺麗な景色を見ることができます。

子どもたちが待ちに待った焼き芋会がありました。

2週間ほど、日光に当てて干していたさつま芋。

干しているさつま芋を見ては、「焼き芋会まで、あと何日だっけ…。」「楽しみだな~」とのつぶやきを何回聞いたことか。

朝から張り切って、枝や薪の組み立て。枝は子供たちが散歩先から調達したものです。

そこへ、沢山の落ち葉が詰まった袋を担いだ1年生がやってきました。「手伝うよ~」と一緒に運びます。

点火式。代表は今日のお当番の3人です。

熾きができるまでは、地域の方にお任せしてエンジョイタイムです。

氷鬼ごっこやかけっこ、あっちむいてほいゲーム、落ち葉の袋にダイブ・・・広い校庭の中で好きな遊びを楽しんでいました。

異年齢で関わると、驚くほどΣ(゚Д゚)遊びが盛り上がります。

さー、準備が整いました。さつま芋を投げ入れたら、散歩で集めた落ち葉を投入です。

「すごい煙~~~」と煙の中に飛び込む子供達。

みんな、燻製になっちゃうよ。

さぁ、おいしい焼き芋が出来上がりました。

アツアツだけど、出来立ての味は格別です。

また、地域の方や小学生と一緒に食べるのは、楽しいね。

心も体も秋を満喫した1日でした。

 

子ども達のきづき

焼き芋会の準備は、6月のさつま芋の苗植えから始まります。

さつま芋は地域の方の畑を借りて1年生と一緒に作ってます。

2年続けて、🐗いのししに食べられてしまったけれど、今年は電気柵を用意していただいたおかげで大豊作でした。

焼き芋の用意は薪拾いや落ち葉集めまですべて子供達が行いました。

自分たちで作った野菜を自分たちが集めた薪で焼いて頂く。大地の恵みを5感で感じることができます。

また、焚火の経験はとても貴重です。

炎の揺らぎや薪が燃える音、熱さ、煙の動きや匂いなど火の恵みとともに怖さも実際に感じることができます。

1年生と一緒だと、様々な発見や知識を知ることができます。

「薪が燃えると黒くなるだけじゃなくて白くもなるんだね。」

「落ち葉を入れたら煙が増えて、すごい。」

「煙は2酸化炭素が入ってるから、あんまり吸っちゃだめ。でも、木は2酸化炭素を吸ってるんだよね。」

さすが・・・です。

そこを共有できることが、異年齢の良さですね。

 

 

 

事例に対する保育者の思い

新型コロナウイルス感染症感染拡大が落ち着きはじめ、少しづつではありますが以前のような活動ができるようになってきました。

なかじょう保育園は、中条小学校の1階にあります。保育園の中の階段から、自由に小学校へ行くこともできます。

それゆえに、休み時間になると小学生が遊びに来てくれるなど日常的に小学校との交流はとても盛んだったのです。

その光景が戻ってきて、とても嬉しいです。

2時間目休みのチャイムがなると、「こんにちわ~」と小学生が遊びに来てくれました。

「明日はスケート教室だから、遊びに来れないからね」

「スケート教室、頑張ってね。ばいばい」

チャイムと共に慌てて教室にもどっていきます。

鉄棒の技や雲梯をスイスイわたる姿に刺激を受けて、チャレンジする子も多いです。

焼き芋会も地域の方や1年生と一緒だから楽しさ倍増です。

行事も日常の生活も、子どもたちが自分たちで考えて必要な物を用意したり、取り組んだりする経験が〝生きる力″になるのだと思います。うまくいっても、いかなくても。

なんでも、子どもと一緒に取り組むことが大切ですね。

 

ながのしなかじょうほいくえん 長野市なかじょう保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 内岩 かほる
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 2009.3.1
認定日 2019.9.13
区分 認定こども園
住所 〒381‐4102 長野市中条2770
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐268‐3529 
FAX : 026‐268‐3530 
MAIL : nakajo-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 16人 3歳児 : 18人 4歳児 : 19人 5歳児 : 19人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ