2021年10月4日

テーマ：

土

年　齢：

３歳児

ねらい：

・友達と関わりながら、戸外で好きなことをみつけ、遊ぶことを楽しむ。
・全身を使って、滑ったり登ることを楽しむ。

　年少児で空き地まで散歩に行きました。

空き地のたくさんの草の中で虫探しをしていた子どもたち。

土手の斜面や上も探し始めましたが、「見て！登れた！」と言う友達の声を聞いて、土手のぼりが始まりました。

最初は「のぼれーん！」「うわあー」とずるずると滑り落ちていましたが、それぞれが様々なやり方で土手の上を目指して頑張っていました。

草につかまったり、足を曲げたり伸ばしたりしますが、それでも滑り落ちてしまう子もいます。

自分ですぐに登れてしまった友達が、「登れん！」と言っている友達を見て、

「後ろ押してやる！」とおしりを下から持って押し上げてくれる優しい友達や、友達に後ろを押してもらったことで登れた子が、

「これにつかまって！」と手を差し伸べてくれていました。

みんなでお尻を押したり上から引っ張り合い、たくさんの子が土手の上に上がれるようになっていました。

登れずに何度も滑り落ちた子の中には、滑ることが楽しくなり、土手の上からお尻をつけて思いっきり滑り降りることを楽しむ子もいました。

・ここ登ったら楽しそう！

・草につかまると登れる

・身体をこうすると登れる

・こうしたら〇〇くんも登れるかもしれん！

・滑るのも楽しい！

・土手の上まで登り切るために、自分で草に捕まったり身体の動かし方の工夫をしたりするなど、考えて身体を動かしたり試したりすることができたと思う。

・自分が登れてうれしい思いを経験したことで、次は友達が登れるために、自分たちでどうしたらいいか考え、後ろからお尻を押してあげたり、上から手を差し伸べる姿があり、こういった場所で遊ぶ中で、友達同士の関わりにもつながっているように感じる。

・登るために頑張っていたが、滑り落ちてしまったことで滑り降りる楽しさも知り、新しい遊びを楽しんだり、違った身体の使い方を知るきっかけにもなっているのではないか。