2023年10月19日

テーマ：

植物・生物／人・地域／食

年　齢：

２．３．４．５歳児

ねらい：

・イガや栗の形や感触に関心を持ち、見たり触れたりすることを楽しむ。
・イガの剥き方を知り、友だちや保育士と栗拾いを楽しむ。
・地域の方に挨拶したり会話をしたりしながら、親しみを持つ。

毎年「栗が落ちたから拾いにおいで〜！」と栗拾いに呼んで下さる、地域の中村さんから今年も声を掛けていただき、みんなで栗拾いを楽しんできました。

栗拾い３年目となる、年長さんはイガの剥き方も知っていて、上手に足で剥くお手本を初めての友だちに見せてくれました。

「痛いからこうやって足で踏んで開けるの！」

足で剥くと綺麗な栗が見え、子どもたちも夢中で拾い出しました。

どんどんイガを剥き、綺麗な栗を探して自分の袋に入れていく、慣れた足の年長さん☆

栗拾い初めてのお友だちも、大きいお兄さんお姉さんの真似をして、まずはイガの上でジャンプ！？

出てきた栗を嬉しそうに拾っていました。

慣れてくると、自分の足でイガを剥けるようになりました♪

２歳児さんも、イガから剥けて地面に落ちている栗をどんどん拾っていきます！必死に栗を集めて集中する姿も可愛らしかったです☆

「あったよー！」　「あった、あった」と自分でたくさん見つけられました♪

元気な子どもたちの声を聞いて、栗畑の中村さんも来て下さりました。

「中村さーん！」と、子どもたちも自然と集まってきて、拾った栗を見せたりおしゃべりしたり楽しそうでした！

近所のおじさんも子どもたちの声を聞いて、「何してるの？」と声を掛けて下さり、自分の拾った栗を「見て！見て！」と遠くから差し出して見せに行こうとする子もいました。

地域の方に優しく声を掛けていただき、子どもたちもとても嬉しそう。

栗を十分に拾った子は、大好きな木登りへ☆

この木は「すべすべ〜」と、他の木よりも登りやすいようで子どもたちに大人気でした。

登るスペースの取り合いもしながら（笑）、友だちと一緒に登るのが楽しかったみたいです。

栗をたくさん拾わせてもらい、ビニール袋がぱんぱんになりながらも、嬉しそうに自分で持って帰ってきました。

おうちで「栗ごはんにしてもらう！」「ケーキ作ってもらう」と、食べることや料理してもらうことも楽しみにしていました。

・「足でこうやると（イガが）剥けるよ〜」

・「この栗はつるつるしてる！」

・「さっきのより大きいのあった」

・「（イガが）刺さった！痛い！」どうやって拾おうかな？

・イガを見て「茶色だけど、こっちには緑色のもある」

・「虫が食べてるやつもあるから綺麗なやつ拾った方がいいよ」

・毎年声を掛けてもらい、栗拾いを経験させて頂いているからこそ、子どもたちも自らどんどんイガを足で剥いたり意欲的に拾ったりする姿が見られたと思う。大きい友だちを見て、初めての子も真似したり自分なりに試したりしながら、栗拾いを楽しめたのではないか。

・栗の大きさや形、感触、イガの色など、栗拾いをする中で比べたり感じたりしていた。自然の中だからこそ、同じではない色や形、感触等があり、子どもたちも感じたり言葉にしたりしながら五感を使って楽しむことができていると思う。

・栗畑の中村さんや、近所の方など子どもたちに気軽に声を掛けて下さる方がおり、挨拶したり会話したり、「中村さーん！」と呼んだり親しみを持つことができている。地域の方の温かい見守りや関わりの中で、子どもたちが経験できることや感じることが多くあり、こういった地域との関わりや繋がりも引き続き大切にしていきたい。