2021年9月10日

テーマ：

植物・生物／食

年　齢：

２歳児

ねらい：

・二十日大根の種を蒔き、生長に興味を持ったり水やりをして収穫を楽しむ。
・収穫した二十日大根に触れたり、味わったりする事を喜ぶ。

プランターに子ども達と種を蒔き、水やりをしてきた二十日大根。

「そろそろとれるかな？」「とりたい」と集まった子ども達。

先日、エプロンシアターでおおきなかぶを見た経験から「うんとこしょ　どっこいしょ」

「とれたー！！」

大きさは様々でしたが子ども達も喜んでたくさん収穫しました。

「二十日大根」と言う名前は知っていた子ども達でしたが、保育士の「これ食べれる

かな？」という問いかけに「食べれな～い！！」

給食の先生に「これ、食べれる？？」とみんなで聞きに行ったところ

食べれるよ、と教えてもらい翌日のサラダに入れてもらえることになりました。

翌日の給食

「大根あった」「おいしいね」と食べる子、ちょっぴり野菜が苦手な子も「昨日うんとこしょした大根だよ」と伝えると「ぱく！　食べれたよ」とみんなで育てた大根を味わいました。

食べずにとっておいた二十日大根はスタンプにしてみました。

「ぺったん　ぺったん」「あっ　まんまる」「いっぱいできた」

絵の具あそびが好きな子ども達なので喜んで遊びました。

収穫の際、二十日大根を抜いてみると・・・

「わぁ　大きい」「まんまる」「お家の大根は葉っぱないよ」と感じたことを

口にする子ども達。一本一本形や大きさが違うことも知りました。

中には葉っぱの部分を引っ張るため、途中で葉だけがちぎれてしまい「ぬけない～～」

「ここを持つと良いよ」と保育士のアドバイスで再挑戦！やっと抜けてニッコリ。

また一つ経験が増えました。

子ども達と身近な自然に触れたり、みんなで育てた野菜を見たり、食べたりする経験を

通して好奇心や気付きにつながって欲しいと願い６月から二十日大根を育ててきました。

子ども達にとっては種を蒔いたり、発芽を見るのも初めての経験の子が多く、何だろう？

でもやってみたい、触ってみたいと水やりをしながら成長を身近で感じてきました。

途中で出てきた葉をちぎってしまったり、抜いてしまうこともありましたが何事も経

験！自分達が経験したことで自分達よりも小さな１歳のお友達が抜こうとしている姿を

見て「抜かないで」と伝える姿もありました。

今回は二十日大根を通しての活動でしたが、今後も身近な自然を通して「見たい　触

りたい」という欲求から「もっと」の気持ちを大切に、たくさんの好奇心いっぱいの子

ども達を大切にしていきたいと思います。