ボランティアさんと苗植え

2021年5月26日

今日は被災した千曲川の土手下にある畑にやってきました。

長沼地区には、まだたくさんのボランティアさんがいらっしゃいます。

「こんにちは！沖縄から来たトムです」「お　き？・・・」

全国各地からのボランティアさんが、現在も長沼地区を応援してくれているのです。地元の方とも協力していただいて、今日は九州から取り寄せた苗を植えることになりました。その名も「シルクスイート」さつまいもとは思えない素敵な名前💛

「これがお芋の赤ちゃんだよ。う～～んと遠いところから来たんだよ」

「ふーん」（とおいってどこだろう・・・）

「この赤ちゃんを、寝かせて植えるとたくさんのお芋。立てて植えると大きなお芋になるんだ」

「えっそうなの？」

さて、はじめましょう。棒と苗？！「この棒はなあに？」

「棒でくるくる穴をあけてね」

「おもしろい！」

実は初めての畑で、土に手を突っ込めない子も（やまほいくなのに・・）棒でなら平気平気。

「どうやってうめようかな～」「よいしょっと」

「ぼくはたくさんとれたほうがいいから、よこにして・・と」

「ふ～ん、そーなんだ」

よく見ると、立ち上がっている苗が多い気がします。

「みんな、大きなのがいいんだね～」

千曲川の土手が見守ります。

私たち保育士は、いつも寝かせて植えることばかりでしたが、べつに立ててもいいんだ。と今更のように気づいたのでした。いろんな経験から気づくことって、子どもにはもちろん、大人にも大切！

ボランティアさん、ありがとうございました。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

長野市長沼保育園