2021年5月17日

テーマ：

土／植物・生物

年　齢：

2.3.4歳児

ねらい：

園庭や園外の公園で自然物を見つけて楽しく遊ぶ。
自然物を使い見立て遊びを楽しむ。

暖かい春の日。園庭に出て探検をしています。

園庭の桜の木の下でお友だちが何かを見つけました。

[「みてみて、えんぴつみつけたよ。いろえんぴつなんだよ」

「たくさんみつけたね」

「どこどこ。わたしもほしい」

「こっちだよ」

探しに行くことになりました。

「ほら、ここにいっぱいあるんだよ」　　　「ほんとうだね。あったあった」

桜の木の下で見つけました。

「えんぴつでおえかきしてみよう」

「みてみて、うさぎだよ」「わたしもかいてみよう」

なにやってるんだろ？なんだかたのしそう・・・２歳児さんが見に来ました。

「えんぴつだよ。いる？かいてみたい？」　年中さんが２歳のお友だちに優しく声をかけています。

「うん」

「あ、あ、」描けた所を指差しをして保育士に教えます。「かけたね」

小さい子たちもお姉さんたちの真似をしながら、絵を描いてみます。

別の日、公園に散歩に行った年中さん。公園でも鉛筆（枝）を発見！

「かいてみよう」「おおきいあんぱんまん！」「じょうずだね」

枝のえんぴつでダイナミックにお絵かきをしています。

「これはつくしー。えんぴつみたいだね」

「おばけだぞ～」まっくら。

トンネルの中にも・・・

「みつけた、みつけた、えんぴつ。」

桜の木の下で細かくなっている枝を発見。毎日大切に集めていました。

想像力が膨らみ色鉛筆に見立てると集めるのがもっと楽しくなってきました。

面白そうなことがあると小さい子たちが自然に集まってきます。

えんぴつ（枝）を大きい子にもらいよく見ていて真似をして描くことを経験しました。

天然芝の園庭は子どもたちにとって、とても楽しい場所です。

０歳児から５歳児まで一緒の園庭で遊びます。楽しいことを見つけたら年齢関係なく関わって遊べる温かい子ども同士のかかわりや

大きい子どもたちから刺激をもらって共に育つことを願っています。

桜の木、いちょうの木、あじさいなど園庭には自然があふれています。

子どもの発想で何にでも見立てられる自然物。

想像力、発想力を膨らませ遊ぶ姿に共感したり一緒に楽しんだりしながら、心豊かに育ってほしいと願っています。