土 植物・生物 空・天気 人・地域 つくる 流木を使って、みんなのお家ができた!

2020年8月18日

テーマ:
土/植物・生物/空・天気/人・地域/つくる
年 齢:
3歳から5歳
ねらい:
・身近な自然物に触れながら、みんなで、作ることの楽しさ充実感を味わう。
・友達と力を合わせ協力し合う。
・自分たちで作った場所で好きな遊びを楽しむ。

活動内容

春の散歩の時、遠山川の河原の道で、4月から和田保育園に来たR先生が

「あ!流木がある」「拾いに行きたいなー」と言いました。

子どもたちは「流木?」と。「川を流れてきた木だよ。」とR先生。

そして、川のそばまで、R先生が下りていき

長い「流木」を拾って、上で待つ子どもたちの所に運びました。

「さぁ、みんなで、保育園まで運ぶよ!」

「わっしょい」「わっしょい」と自然に声が上がります。

小さい年少さんも、大きい人に負けじと一緒に運びます。

いろんな形、いろんな長さ。何に使えるかなー?

 

 

少ししてから、また河原沿いの空き地に行くと、木を切った切り株や

チェーンソーで木を板状に切ってあるものを見つけました。

地域の人にお聞きすると、河原に生えていた木を切った後ということで、

「持って行っていいですよ」と言っていただき、後日一輪車を持って

みんなで運んできました。

子どもたちはたくましく、重い板も運びます。

 

集めた、流木や、木を使って何か作れるかなー

3本の流木を立ててみると・・・

「お家だー」

板の切れ端もお家の中に立てていました。

 

長い板はみんなで洗いました。

そして・・・・

テーブルの出来上がり!

 

お家も屋根を付けて、増築をしました。

立派な隠れ家です。子どもたちが「R先生が作ったから」

「Rハウス」と、命名してくれました。

なんと!階段までついています。

 

数日後・・・

交流に来てくれた、「上村保育園」のお友達にも

この楽しい場所を紹介して一緒に遊びました。

保育園にあった竹を使い、山のトンネルにつなげて水を流そう。

まるで流しそうめんみたい

ここを中心に楽しい遊びが広がっています。

 

 

 

「ねーねー、なに作る?」「おいしいね。」

子ども達のきづき

階段になるよ。どうする?

階段においてから・・・引っ張ってみよう。

重いけど、みんなで力を合わせれば・・・・。

「よいっしょ!」「うんしょ!」

「壁ができたよ!」

「何を流そうかー」「団子を流してみよう。」

「川に橋を架けよう。これで渡れるよ。」

 

 

事例に対する保育者の思い

・職員が新しく異動してきたことで、地域の自然に対する新しい発見があった。

・この発見をまずは「保育士自身も楽しみながら」環境を作る中で、子どもたちも

本当に楽しんで流木や板を運ぶところから「主体的に」関わることができた。

・子どもの思いを受け止めながらも、それを実現していくのは大人の役目、南信濃の豊かな

自然を活用しながら、これからも遊びの環境を工夫して作っていきたい。

・子どもたちが必死になって長い流木を運ぶ中で、どうしたら効率的に運べるのか解り、回数を重ねるうちに、上達する姿にたくましさを感じた。子どもが考えて行動する姿を見守ることの大切さを感じた。

にんていこどもえん いいだしわだほいくえん 認定こども園 飯田市和田保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 後藤 亮児
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年10月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-1311 飯田市南信濃和田2596
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0260-34-2306 
FAX : 0260-34-2306 
MAIL : ns-wada@city.iida.nagano.jp
ホームページ http://www.iida-kosodate.net/
定員数 未満児 : 8人 3歳児 : 10人 4歳児 : 12人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:00 土曜日は7:30~12:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ