2020年9月23日

テーマ：

空・天気／人・地域

年　齢：

全年齢

ねらい：

・友達や保育士と一緒に夏祭りを楽しむ。
・バルーンリリースを体験し、その美しさや不思議さを感じる。（～３歳児）
・バルーンリリースを体験し、その美しさや不思議さを感じ、興味関心を持つ。（４歳児）
・バルーンリリースを体験し、その美しさや不思議さに気づき、驚いたり感動したり、イメージを膨らませたりする。（５歳児）

コロナ禍の中で、悩んだ実施でしたが、感染対策など安全面に十分気をつけながらそれぞれ学年ごとのブースで楽しみました。

・的あて

・トンネルくぐり

・魚釣り

各年齢や発達に合わせてその内容を工夫し、夏祭りに向けて子ども達と一緒に準備を進めてきました。

中でも”魚釣り”では、子ども達が親しんでいる絵本の世界から・・・１人１匹ずつの「スイミー」を思いを込めて作り、当日はみんなのスイミーを張り合わせ、大きなお魚を完成させました。

また普段中々経験できない“バルーンリリース”も、保護者会のご協力があり実現できました。それぞれの年齢によって感じ方は様々でしたが、沢山の風船が空に昇っていく様子をずっと見守っていた子ども達でした。

「いくよ～！」

「わぁ～きれい！」　　　　　　　　　　　「ぼくのふうせん、ちいさくなっちゃったぁ～」

「どんどんあがってく～！」　「どこまでいくのかなぁ～」

給食は“夏祭り特別メニュー”で、お祭りの出店の雰囲気や気分をみんなで一緒に味わいました。

提灯、お魚づくりなど友達や保育士と一緒に準備を進めるなかで、「なつまつりいつ？」と楽しみにしたり、

提灯をテラスに飾ると「きょう、おまつりのひ？」と元気に走って登園してきた子ども達。

アンパンマン音頭・村まつ～りの踊りをみんなで踊ると、「おまつり、たのしぃね！」と小さいお友達もお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に参加することで、お祭りの雰囲気を感じ取っていました。

「わ～い、たのしいね！」と友達と顔を見合わせ一緒に新聞プールではしゃぐ姿。

「けっこう、むずかしいじゃん！」、「ほんと！」、「わぁ　つれた！」「おめでとう！」とその場で気持ちを共有しあう場面も沢山見られました。

「わぁ～きれい！」

（子１）「せんせい、あのふうせんどこまで　とんでいくの？」

（保育士）「どこまでかなぁ～」

（子２）「きっと“てんごく”だよ！」

（子１）「そうだね！おそらのかみさまのとこだね！」

夢のある会話があちらこちらで聞こえてきました。

今まではできるだけ保護者の方にも一緒に参加を頂いた中での夏祭りでしたが…

今年度は、子ども達と職員で準備を進め、当日も同様の開催となりました。

お家の方と一緒に楽しめる部分も少なくなり残念なところもありましたが、

その分、保育士や子ども達同士での気持ちの共有や、「忍者の夏祭りにしたい！」など年長さんには今までの経験を活かし、自分達で進めようとする主体性も見られました。

本来なら異年齢で大いに関わって楽しみたいこともありましたが、コロナ禍の中で“中止”ではなく、安全に楽しめることが大切であり、私達職員にとってもそれを考え、実施していくよい経験にもなりました。

ねらいにあげた、“バルーンリリース”は直前まで天候が心配されましたが、天気も子ども達に味方してくれました！

それぞれの年齢や個人によって感じ方は違うと思いますが、沢山の風船が空に飛んでいく様子を見ることができることは子ども達にとって心の財産になると思います。

貴重な体験を子ども達に・・・という思いから保護者会や、業者の方のご協力により、実現できましたことに感謝です！