植物・生物 人・地域 食 となりの田んぼにカモがきたよ!

2020年8月17日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食
年 齢:
0,1,2,3,4,5歳児
ねらい:
地域の方との交流を通して、小動物に触れることを楽しむ。
稲の生長とアイガモの成長を感じる。

活動内容

園のすぐとなりの田んぼでは、アイガモ農法が行われています。

田植えが終わり、アイガモのひなを田んぼに放す日、農家の方が園庭にひなをつれてきてくれました。

子どもたちは、喜んで触ったり、抱っこさせてもらったりと、ふれあいを楽しみました。

  

  

「ふわふわしてかわいいね」

 

「はしるのはやいね」

また、農家の方から「アイガモたちは田んぼで雑草や害虫を食べて、田んぼの稲が元気に大きく育つようにがんばるという仕事がある」と教えてもらいました。

『アイガモのひなを狙ってカラスや他の動物が来たら、追い払ってね』と子どもたちは“見守り隊”というお仕事を任されました。

農家の方の手から一羽一羽田んぼに放され、カモたちは元気に泳いでいきました。

 「カモさん、おしごとがんばってね」

  「ぼくたちもおしごとがんばるよ」

カモたちは、登園や降園時にみんなに見守られ成長していきました。

別の日‥

ひよこぐみさんが田んぼにカモたちを見に行きました。

スイスイと田んぼの中を泳ぐカモたちをじっと見つめ、声をかけたり手を振ってみたりしました。

それに応えてくれたかのようにカモたちもピーピーと鳴きながら近寄ってきてくれました。

七月のある日、稲もアイガモも大きく育ち、カモたちは田んぼでの役目を終え、別の池にお引越しすることになりました。

子どもたちは、カモたちに「ありがとう」と「さようなら」を言いに田んぼへ行きました。

とても大きくなったカモたちですが、同じくらい稲も生長していてカモたちを見つけるのも一苦労です。

子ども:「カモさーん」 カモ:『ガーガー』

子ども:「バイバーイ」 カモ:『・・・』

子ども:「カモさん、きっとかえりたくないんだね」

 

田んぼに向かって大きな声で「バイバーイ」と手を振りました。

「カモさん、おしごとありがとう」

 

子ども達のきづき

カモのひなを触って…

「ふわふわだね。あったかいね」

 

成長したカモを見て…

「ピーピーいってたのに、ガーガーっていうようになったね」

田んぼの稲の生長を見て…

「おこめ、おおきくてカモみえないね」

「カモさんがおしごとがんばったから、こんなにおおきくなったんだね」

事例に対する保育者の思い

  

・幼い頃から小動物に触れ、生き物の温かさ、かわいさを感じ優しい心に育ってほしいと思います。

・地域の方の子どもたちへのあたたかいまなざしを受け、交流することで、子どもたちが自然(生き物)に触れる機会を作っていただけたことに感謝をし、これからも地域の方に見守られながら、いろいろなことを経験してほしいです。

 

あずみのしりつみさととうぶにんていこどもえん 安曇野市立三郷東部認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 黒岩 貞孔
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1978.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8101 安曇野市三郷明盛1068-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-77-2898 
FAX : 0263-77-2898 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 27人 3歳児 : 40人 4歳児 : 60人 5歳児 : 60人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ