2020年8月3日

テーマ：

土／植物・生物／食

年　齢：

2歳

ねらい：

・二十日大根の種をまき、育てるなかで、生長を見て喜んだり、収穫を楽しむ。
・自分たちで育てた収穫した大根を保育士や友達と一緒に味わう。

種まきして水やりをしてきた二十日大根が、大きく育ちました。

「大きくなって葉っぱいっぱい。」

「そろそろ大根できてるかもね。抜いてみる？」

「やった～！」

ドキドキしながら”えい！”っと葉っぱを引っぱると…

「うわ～、大根あった。」「大きいのとれたよ。」「こっちは小さい。」

大小大きさはさまざまだったけど、自分で育てた大根。

「いっぱいとれたね。」

と、とても満足そうな表情でした。

その日給食室までみんなで運び、

「大根とったの。」「お願いします。」と、給食の先生に届けました。

その日、給食のそうめん汁にとれたての二十日大根をたっぷり入れてもらいました。

自分の器の中をのぞき込んで、

「あ！大根あった。」「大きいの入ってる。」「小さいのもあった。」

と、大喜びでした。

「葉っぱもおいしい。」「大根おいしい。」とモリモリ食べて、おかわりをして喜んでいました。

「すごくおいしかったね。また種まきして育てる？」と聞くと、

「やりたい！またまく。」と楽しみにする子がたくさんいたので、

また種まきして育てていこうと思っています。

５月末に種まきをしましたが、発芽したものの急な暑さで全部枯れてしまいました。

子ども達にとって“育てること”、“収穫すること”を通して、様々な思いや気づきにつながれば・・・と

６月末に再チャレンジして種まきをしました。

今年は雨が続いて生長が心配でしたが、その中でも「おおきくなあれ。」と言いながら、一生懸命水やりをしてきた子ども達。

また自分で育てて、収穫できたことは、大きな経験となり食する喜びにもつながりました。

その嬉しかった経験を「パパとママとねーねとじーじに大根とったよって言うの。」と家族みんなに知らせたいという気持ちも育ってきています。

今回の二十日大根を育てる活動を通して、野菜を育てる楽しさや大変さ、収穫する喜びや食べた時のおいしさなどと共に時間をかけて関わる中で、生長の変化や野菜の色や大きさなど沢山の気づきや興味にもつながりました。

また子ども達から出てきている「もう一度育てたい！」という思いを大切にしながら、次回はお家の方と一緒に収穫するなど、家庭と園とでもっと共有できたらと思っています。