2020年3月4日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

４歳児

ねらい：

・春の自然の変化を感じながら、散歩を楽しむ。
・関わりを通して年長児の姿に憧れを持つことで、進級への期待を持つ。
・友だちや年長児とのかかわりを深めながら、あそぶことを楽しむ。

もうすぐ卒園する年長さんと一緒に、村内の運動公園へお散歩に行ってきました。

ピンク帽子が年長、黄色帽子が年中です。

年長さんと手をつなげてうれしそうな年中組の子どもたち。

「いつもお世話をしてくれる優しいお姉さんだ！」

あと１カ月後に入学する、青木小学校も通ってきました。

見上げて「保育園よりおおきい建物だね～」。

２０分ほど歩いて運動公園に到着～！

まずはみんなで「ふやし鬼」。

タッチされた人がどんどん鬼になっていく鬼ごっこです。

「年長さんにも負けないぞ！！」

鬼ごっこのあとは一緒に遊ぼう♪

シーソーも年長さんが乗るといつもより重くなって楽しいね。

ブランコも一緒にこぐよ。

どっちが大きくごげるかな？

今度は滑り台しようよ！

楽しかった時間はあっという間。

たくさん一緒に遊んだことで、帰りはもっと会話が深まっていました。

～帰り道～

（手をつなぐ年長と年中で盛り上がった恐竜の話）

「その恐竜は肉食なんだ」

「へぇ～～～！！」

さすが物知りなお兄さん。かっこいいね。

（しりとりが始まった３人）

園に着くまで、途切れることなく最後まで続けられる年長さんに、年中さんは尊敬のまなざし！

ふと足元を見ると．．．

（年中）「あ！紫のお花だ」

（年長）「これはオオイヌノフグリだよ」

（年中）「せんせい、木にもお花が咲いてるよ！」

（年長）「これはうめかな？ももの花かな？」

春はもうすぐそこ。

風が冷たい中にもあたたかい日差しを感じながら、春が近づいていることを少しずつ感じている子どもたちでした。

あと２週間で卒園式。

１年を通して、年長のさくらぐみさんは、伝統の太鼓や運動会のパラバルーン、なわとびや鉄棒など、いろんな場面でとてもかっこいい姿をたくさん見せてくれました。そんな姿を通して、年中のみんなが感じていたのは、年下のお友だちをお世話してくれたり、思いやってくれる”やさしさ”です。

この日のお散歩が終わった後も、クラスの前まで送ってくれ、「またね」と手を振ってくれる年長さん。恥ずかしそうに「ありがとう」と返す年中さんの姿がありました。

みんなの憧れの年長さんが卒園してしまうのは、とてもさみしい様子の子どもたちですが、今度は自分たちがお兄さん・お姉さんになれる期待やうれしさもあるようです。進級への不安と期待が入り混じる気持ちを丁寧に受け止めながら、年長さんとの残りの時間を大切にすごしていきたいと思っています。