2025年5月1日
新しい年度がスタートし、新入園児のお子さんも保育園に慣れて園庭には子ども達の笑い声や好きな遊びを見つけて楽しむ姿がいっぱいになっています。
お天気の良い日には登園し、準備ができるとみんなどんどんと庭へ!!園庭では未満児さんから幼児さんまでの全学年が一緒になって遊びを楽しんでいます。
タイヤをつなげてサーキットを作ったり、ござやタープを組み合わせておうちごっこも盛り上がっています。
砂場でもいろいろな学年が混ざって遊びが広がっていました。
この日は兄弟関係の年長児、2歳児、1歳児が一緒に穴掘りを楽しんでいました。
年長さんが一生懸命穴を掘り「みんなでおっきな温泉つくろ!!」と穴を掘り始めると2歳さんが仲間入り。
「Aもやる!!」とお姉ちゃんたちと同じように大きなシャベルを倉庫に取りに行き穴を掘り始めました。
「おっきくなったら水入れようね」「みんなが入れるようにがんばろ!」と掘っていると1歳さん登場。
一緒にやってみたい!同じように掘りたい!でもシャベルは手元にない!!お隣のお友達のものに手を伸ばし2歳さんと取り合いになってしまいましたが。・・・
困っているお友達の様子を見て「持ってきてあげるから待ってて」とお姉さんがさっと声を掛けてくれました。
持ってきてもらったシャベルを手に持つとにっこにこ😊無事にシャベル問題は解決!!
みんなで頭を突き合わせて穴掘りに夢中で取り組んでいました。
「穴はこれくらいでいっか!」「そうだね!!お水いれよう!!」
と穴掘りを楽しんだあと、水を入れることに。
「わぁ!!入った」「わぁ!!」と年長さんが持ってきてくれた水に歓声が上がります。
掘った穴に水が入るとシャベルでツンツン。そのうちに無くなっていく水を不思議そうに眺めていました。
「すぐなくなっちゃうね」「もっとおっきい穴掘らなきゃだめだね。頑張ろう!」
「うん!!」「じゃあ みんな手伝って!」
4人でにっこりしながら穴掘りは続きました。
まだうまく言葉で自分の思いを表現できないお友達に対してシャベルを同じように持ってやりたいんだという気持ちを汲み取ってくれた年長さん。そのおかげでみんなで穴掘りを楽しむことができました。
始めのうちはたまっている水もどんどん砂の中に消えてしまう様子を不思議に思い「もっと穴を大きくすれば水がいっぱいになるよ」と提案し、広がった穴に水がいきわたると「やった!」と喜ぶ姿がありました。そのうちに「もっといっぱい水を持ってこなきゃダメかもね。」「どうやって運ぶ?」「みんなでやればいいけど重いからいから持てるかな?」と年下の子を気遣う姿ありました。
異年齢で遊ぶことで相手への思いやりやあこがれが生まれているなと感じています。1歳さんが穴掘りの途中でほかに興味が移りシャベルを置いて出かけようとすると「てちゅだってよ!」と2歳さんが声を掛けその言葉に「うん」と返事をし穴掘りをまた楽しむ姿がありました。小さいなりにみんなでやっているんだという気持ちを持って遊んでいるんだなと感じ感動の一場面でした。
大きい組さんの遊んでいる姿を見て一緒にやってみたい、同じようにやりたい、と思う年下の子、小さい子のできないことはやってあげよう、お兄さん、お姉さんだもん!と思う気持ちのきっかけになっています。逆に思うようにいかずに困ったり怒れる経験ができるのも様々な年齢で関わっているからこその体験。そんないろいろな気持ちを経験できる場としてみんなで遊ぶ楽しさ、経験を大切にしていきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 宮原 ひろみ |
運営法人 | 伊那市 |
運営法人代表者名 | 伊那市長 |
園の設立日 | 1954.3.31 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒396‐0215 伊那市高遠町小原442 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265‐94‐2209 FAX : 0265‐94‐2209 MAIL : h26@inacity.jp |
定員数 | 未満児 : 37人 3歳児 : 25人 4歳児 : 35人 5歳児 : 35人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土 |
基本開所時間 | 7時30分~19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |