2023年8月10日

テーマ：

水

年　齢：

０・１歳児

ねらい：

水に触れる・色の変化を楽しむ

たらいに張った水の中に、中庭に咲いていた朝顔とその葉っぱを浮かべました。

興味をもった子が『なんだろう？』とたらいの中をのぞき込んでいます。

「お花が浮かんでいるね。きれいだね」と保育士が声をかけると、何度も触っていました。

中庭はゴザを敷いて水を出すと、ゴザの上下にどんどん水が溜まり、ウォーターベッドのようにふかふかした感触になり、歩いていて気持ち良いです。

子ども達は歩き回ったり、ゴザに溜まった水をすくったりして楽しんでいます。

この不安定なところを歩くという動きも、子どもの歩行の発達に大切になります。

穴の開いたペットボトルとホースをつなげ、シャワーのように水を出すと、子ども達の表情がパッとにこやかに！

６月から水遊びを楽しんできた中で、もう顔に水がかかってもみんなへっちゃらです。

たらいに水を張り、クレープ紙を入れて色を出すと、子ども達が思い思いの容器を持ちだし、夢中で色水をすくい出しました。

「あ、ジュースみたい」「おいしそうな色だね」と保育士が声をかけると、じーっと容器の水を眺めたり、新しい色水をすくったりしていました。

牛乳パックでシャワーを作りました。

『あ、水がでてる！』と気付いた子ども達が手を伸ばしたり、シャワーの下に立って水を浴びたりしていました。

それを見ていた別の子ども達が・・・

『なんだかたのしそう！』と集まってきました。

まだ言葉でうまく発信できない年齢の子ども達。友達を誘うことも「たのしい！」と言わなくても、楽しい遊びをしていると、自然と子ども達が集まります。すごいですね！

一人一人がそれぞれで遊んでいるようで、楽しそうに笑っている友達の姿にちゃんと気付いて、そして『たのしそう！私もやってみよう』と感じているのです。

みんなが喜んでくれるといいな！と思って、牛乳パックのシャワーを作った担任は、喜んで遊んでいる子ども達を見て「良かったぁ～！」とホッと胸をなで下ろしていました。

・保育士は子ども達が自分のペースで水遊びを楽しめるよう、たらいやシャワー、色水などを用意します。静かに水をすくう子、水を全身で浴びる子とそれぞれですが、『なんだかあっちの遊びもたのしそうだな』と子どもが自ら遊びたくなるような環境作りをこれからもしていきたいと思います。