2023年6月21日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／人・地域

年　齢：

３、４、５歳

ねらい：

・田んぼの泥の感触を味わいながら、田んぼ泥んこを楽しむ。
・地域の方を知り、親しみを持つ。

お天気もよくまさに泥んこ日和！田んぼを見て歓声があがりました。

田んぼでお世話になる方々にご挨拶をしました。

初めは恐る恐る・・・田んぼの泥の感触を確かめながら。

慣れてくると余裕の笑顔！

生き物大好きな年中さんは、二刀流でカエルを捕まえました。

年長さんは、狙って狙って追って追って・・・糸トンボを捕まえました。

だんだん泥との親密具合も深まり・・・ゴロンと寝転がる年少さんも。

年長さん、土手からジャンプ！！着地して瞬間の感触が気持ちよくて何度もジャンプして遊びました。その様子を見て年中さんも挑戦していました。

土手では、田んぼ泥の粘着性を活かして、泥団子作りを楽しみました。

田んぼ泥を落とすために、川路自治振興センターで大きな釜でお湯を沸かして、地域の補助員の先生が待っていてくれました。温かいお湯で泥を落としてさっぱりして園に帰ってきました。

「うわっ！」「やわい！（柔らかい）」「沈む〜」「ここは硬い」「助けて〜」田んぼに入った瞬間の子ども達から出てきた感想です。初めて田んぼに入るお友だちもおり、思わず口からいろいろな感想が飛び出てきました。

田んぼの中にはいろいろな生き物がいます。草や泥の色のカエル、名前のわからない虫、オケラ、糸トンボ・・・泥の歩きにくさも何のその！で虫を見つけると「おった！」「カエルだ！」と発見を喜び捕まえていました。そのうちに・・・カエルの鳴き声がどの方向から鳴いているのかを判別し、その方向へ探しに行くようになりました。

・地域の方のご厚意で毎年田んぼで泥んこ遊びをさせて頂いています。しかし、年中さんと年少さんが泥んこ遊び、年長さんは田植えでした。しかし、年長とは言えまずは田んぼの中でしっかり遊び、満足感を得てから田植えに向かいたい、という担任の思いがあり、今年度は全員で田んぼ泥んこを楽しむように企画しました。田んぼの持ち主の方も快く受けてくださいました。田んぼ泥に抵抗のあるお友達もいましたが、少しでも自分なりの楽しさを感じることで「田んぼって面白い！」を感じてくれたように思いました。

・地域の方が、子ども達のために、と保育園側からの要望に応えてくれ、またそれ以上に準備などを整えてくださり、そのお気持ちが本当にありがたいことです。当日も保護者の方はもちろん、地域の方も「子ども達の声が響いて元気になる」と見に来てくださったり、水道を貸してくださったりしました。このお気持ちに感謝し、子ども達や地域に返して行きたいと思いました。